ここから本文です

とうきょうの教育 第96号 中学校版 新年のごあいさつ

  • Facebookでシェアする
  • LINEで送る

公開日:平成24年(2012)1月31日
最終更新日:平成24年(2012)1月31日

新年のごあいさつ

東京都教育委員会委員長 木村 孟の写真東京都教育委員会委員長 木村 孟

明けましておめでとうございます。

昨年4月に、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律(義務教育標準法)の改正が行われて、公立小学校の1年生の学級編制の標準を、現行の40人から35人に引き下げるという決定がなされました。今のところ対象は小学校1年生だけですが、これから、他の学年や他の校種に広がっていくことが期待されます。

東京都教育委員会では、従来から習熟度別少人数指導の充実に力を入れ、子供達の学力の向上等に大きな成果を上げてきました。また平成22年度からは小1問題、中1ギャップといわれる問題に対処すべく教員の加配措置を独自に実施しており、各学校がその実情に応じて、学級規模の縮小、少人数指導又はティームティーチング等を選択することができる柔軟な仕組みを実施しています。

教員が加配された学校からは、子供一人一人に目が行き届くようになった、全体的に余裕が出来て学習指導にも工夫が凝らせるようになった等、この仕組みを歓迎する声が多く上がっています。特に、中1ギャップの予防・解決のための教員の加配については、今後の国の動向に影響を与えることが考えられるものでもあることから、その成果を大いに期待しています。

また、このほかにも東京都教育委員会は、今年、子供の学力・体力の向上、道徳教育の充実等に向けた様々な取組をさらに積極的に展開し、東京の子供たち一人一人の資質を最大限に伸ばしていく施策を進めていきます。

このように、国、東京都教育委員会とも、良い教育結果を産み出すために様々な努力を重ねていますが、教育改革国民会議(平成12年)が言うように、親は子供にとって、「人生最初の教師」です。保護者の皆様のご協力なしには、良い教育は実現できません。東京都教育委員会も頑張りますので、皆様方の特段のご支持とご理解をお願い申し上げます。

 

ページID 788

このページの目次

PCサイト表示

表示を元に戻す

ページの終わりです
ページの先頭へ戻る


ページの
先頭へ