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とうきょうの教育 第97号 中学校版 子ども読書の日

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公開日:平成24年(2012)4月27日
最終更新日:平成24年(2012)4月27日

とうきょうの教育 第97号 中学校版

平成24年4月1日発行

4月23日は「子ども読書の日」です。
科学の本、ノンフィクションの本を読みませんか。

中学生になると、家族で共有できる本が少なくなります。そんなとき、科学の本は、年齢に関係なく、みんなで楽しむことができます。

科学の本は読書力に応じた様々な本があります

写真やイラストの豊富な親しみやすい本から、しっかりと読み通して楽しむ本まで、バラエティに富んでいます。読書が苦手というお子さんには、まず写真やイラストの多い本を勧めてはいかがでしょう。

科学の本は幅広い興味に応えてくれます

目に見えない微生物から地球上最大のシロナガスクジラまで。また、身近に見られる原理から最先端の宇宙開発の話まであらゆるジャンルを取り上げています。好きな分野から読みはじめましょう。

本には個性や独創性があり、読者の好みに応えてくれます

一つのテーマでも様々な視点や描き方があり、時には著者の人間性に触れることもできます。

 

多摩図書館からのおすすめ本 テーマ「地球を共有する仲間たち」

『クジラ 大海をめぐる巨人を追って』
水口博也 著 金の星社 2004年
世界中を回遊する勇壮なクジラを追って大海の旅に出よう。 かつて生きた恐竜より大きいクジラもいる。
『水草の森・プランクトンのえほん』
今森洋輔 絵・文 岩崎書店 2010年
食物連鎖の最底辺にいるプランクトンはどうしてこんなに美しいのだろう。その生態も不思議に満ちている。
『オホーツクの十二か月 森の獣医のナテュラリスト日記』
竹田津実著 福音館書店 2006年
傷ついた様々な野生動物との出会いは、地球に生きる仲間が愛らしく、たくましく気高いものだということを気づかせてくれる。
『絵で見るある町の歴史 タイムトラベラーと旅する12,000年』
スティーブ・ヌーン 絵 アン・ミラード 文 松沢あさか,高岡メルヘンの会 訳 さ・え・ら書房 2000年
我々人間が川のほとりに住み始めたのは紀元前10000年。 それから現代まで、12,000年間の生活が細かく描かれた絵本。 見れば見るほど発見が。
『森へ』
星野道夫 文・写真 福音館書店 1996年
北米の原生林、苔むした巨木。川の流れから踊りだす魚。 早世した写真家がとらえた一瞬。

 

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