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とうきょうの教育 第101号 小学校版 いじめをなくすために

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公開日:平成26年(2014)1月31日
最終更新日:平成26年(2014)1月31日

とうきょうの教育 第101号 小学校版

平成26年1月

学校からいじめをなくすために

いじめは、いじめを受けた子供の心に長く深い傷を残すものであり、どの学校にもどの学級にも起こり得るものであるという認識の下、学校は、未然防止に努め、いじめを発見した場合には速やかに対応する必要があります。東京都教育委員会では、平成24年10月に「いじめに関する専門家会議」を設置、検討を重ね、平成25年11月に検討結果を公表しました。その中でいじめ問題の対応に当たって念頭に置くこととして、次の四つのポイントを示しました。

教員の指導力の向上と組織的対応

  • いじめ問題に組織的に対応するための「学校いじめ対策委員会」の全校設置
  • 「いじめ発見のチェックシート」の活用による確実な発見
  • いじめに関する研修の充実 など

子供からの声を確実に受け止め、子供を守り通す

  • 子供が学校にいじめの相談をしやすくする「学校いじめ相談メール」等の実施
  • スクールカウンセラーによる全員面接
  • いじめ実態調査等の実施 など

いじめを見て見ぬふりせず、声を上げられる学校づくり

  • 「いじめに関する授業」の実施
  • スクールカウンセラーによる全員面接
  • いじめ実態調査等の実施 など

保護者・地域・関係機関との連携

  • スクールソーシャルワーカーによる家庭訪問を通じた家庭状況の把握とケア
  • 学校便りや保護者会の積極的な活用
  • 地域人材を活用した登下校時の見守りの実施 など

 

報告の全文を東京都教育委員会のホームページに掲載していますので、ご覧ください。

ホームページアドレス
 http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/administration/pr/tokyo_no_kyoiku201401_es_02_01.html

 

東京都は、いじめ防止のための条例を制定していくとともに、都民の皆さまのパブリックコメントをいただきながら、東京都いじめ防止等に関する基本方針、いじめの総合対策(「いじめに関する専門家会議」の検討結果を基に策定)を策定します。

 

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