外国人生徒の都立高校受検について
公開日:令和3年(2021)11月4日
最終更新日:令和3年(2021)11月4日
在京外国人生徒対象の入試とは?
都立高校における在京外国人生徒対象の入試とは、外国籍の方を対象とした入試で、一定の応募資格を満たせば、受検をすることができます。
4月入学生徒の入試は、竹台高校、田柄高校、南葛飾高校、府中西高校、飛鳥高校、六郷工科高校、杉並総合高校、国際高校の8校で行います。
在京外国人生徒対象の入試は、一般入試(学力検査に基づく入試(第一次募集・分割前期募集))よりも前の日程で行いますので、在京外国人生徒対象の入試と一般入試を併願することができます。ただし、在京外国人生徒対象の入試で合格した場合は、一般入試を受検することはできません。
令和4年度(2022年度)入試の日程
入試の日程は、以下のページを確認してください。
令和4年度入試の日程
応募資格(令和4年度(2022年度)4月入学生徒の入試)
外国籍を有し、次の1及び2に該当する者で、平成19年(2007年)4月1日以前に出生した者とします。
- 1 高校、特別支援学校の高等部、中等教育学校の後期課程又は高等専門学校に在籍していない者で、次の(1)から(3)までのいずれかに該当する者
- (1) 令和4年(2022年)3月31日までに、外国において学校教育における9年の課程を修了する見込みの者又は修了した者
- (2) 令和4年(2022年)3月31日までに、日本国内において外国人学校の教育により日本の9年の義務教育相当の課程を修了する見込みの者又は修了した者
- (3) 令和4年(2022年)3月31日までに、中学校を卒業する見込みの者又は既に卒業した者で、入国後の在日期間が入学日現在原則として3年以内の者。ただし、入学日現在入国後3年を超える者のうち、入国日が平成31年(2019年)3月1日以降の者については、入国後の在日期間が入学日現在3年以内とみなします。
- 2 保護者とともに都内に住所を有する者又は入学日までに住所を有することが確実な者で、かつ、入学後も引き続き都内から通学することが確実な者
保護者が父母である場合、原則として父母両方と都内に同居する者に応募資格を認めます。ただし、父母のどちらか一方が特別の事情(※)により都内に志願者と同居できないときは、父又は母のどちらか一方と同居すればよいものとします(応募資格の審査を受け、承認を得た場合に限ります。)。
なお、都内の中学校に在学していて保護者と同居していない場合は、志願者と保護者がやむを得ず別居中であると中学校長が認める場合等には、応募資格が認められます。
検査内容
検査内容は、作文及び面接です。言語については、それぞれの検査において日本語又は英語のどちらかを選択することができます。
出願書類等
- 1 入学願書(用紙は志願先の都立高校で配布)(学校所定の様式)
- 2 最終学校の成績証明書又はこれに代わるもの(外国において学校教育における9年の課程が修了したことが分かる卒業証明書等)
なお、中学校に在学している者又は既に卒業した者は調査書を提出します。
- 3 外国籍を有していることを証明する住民票記載事項証明書(様式応3)又は公的機関発行の書類
- 4 応募資格1(3)に該当する場合は、入国後の在日期間が入学日現在3年以内であることを証明する公的機関発行の書類(パスポートや在留カード等(※))
- ※ 上陸許可年月日の記載があるものを提出してください。
- 5 保護者が父母である場合、父母のどちらか一方が特別の事情(※)により都内に志願者と同居できないときは、理由書(様式応7)及び父母のどちらか一方が都内に志願者と同居できない理由を証明する書類
- ※ 特別の事情として認められるかどうかについては、「令和4年度応募資格審査取扱要項」を確認してください。
- ただし、都内の中学校を卒業する見込みの者は提出する必要はありません。
- 6 入学考査料 2,200円(所定の納付書により、納付書裏面に記載した納付場所で納付した領収証書を入学願書の裏面に貼り付ける。)
- 7 パーソナル・ヒストリー(用紙は志願先の都立高校で配布)(学校所定の様式)
- 8 その他当該都立高校長が必要とする書類
外国人生徒が申請できる特別な措置について(令和4年度(2022年度)4月入学生徒の入試)
ルビを振った学力検査問題で受検することができます。
入国後6年以内の外国籍の受検者で、日本語指導を必要とする者は、以下の特別な措置を申請することができます。
- ○ 第一次募集・分割前期募集又は分割後期募集・第二次募集に志願する者
・ひらがなのルビを振った学力検査問題(共通問題)
- ○ 在京外国人生徒対象の入試に志願する者
・ひらがなのルビを振った検査問題
辞書を持ち込むことができます。
第一次募集・分割前期募集又は分割後期募集・第二次募集に志願する者で、入国後3年以内の外国籍の受検者は、上記に加えて次の措置を申請することができます。在京外国人生徒対象の入試に辞書を持ち込むことはできません。
- ひらがなのルビを振った学力検査問題(共通問題)と辞書の持込み及び学力検査時間の延長
ただし、国語の検査では辞書の持込みはできません。また、国語の検査では、時間の延長はありません。
持ち込める辞書は、希望する外国語について、日本語に対する当該外国語の訳が記載されている辞書1冊と、当該外国語に対する日本語の訳が記載されている辞書1冊の合計2冊を原則とします。
(例)日中辞典と中日辞典
なお、電子辞書は使用できません。
また、辞書に書き込みはできません。書き込みがないかどうかを事前に都立高校で確認します。
持ち込む辞書を、第一次募集・分割前期募集では2月9日(水曜日)から2月14日(月曜日)正午までに、分割後期募集・第二次募集では3月4日(金曜日)から3月8日(火曜日)正午までに、受検する都立高校長に提出してください。
書き込みがある場合には、志願先の都立高校長の判断により、提出した辞書が使用できないことがあります。
在京外国人生徒対象の入試のための事前の応募資格確認について
事前の応募資格確認ができます。
在京外国人生徒対象の入試に当たり、応募資格があるかどうか、事前に確認することができます。
入学願書提出時に必要な書類が不足し、すぐ入手できない場合、受検ができなくなることもあります。できる限り、事前に応募資格確認を受けるようにしてください。
事前の応募資格確認は、東京都庁で12月に2回行う予定です。また、在京外国人生徒対象の入試を行う志願先の都立高校でも行っている場合があります。
詳細は、外国人生徒の都立高校受検でお知らせします。
パンフレット
入学を希望する皆さんへ(英語版・中国語版・韓国語版)
東京都教育委員会では、都立高校へ入学を希望する皆さんのために、「入学を希望する皆さんへ」というパンフレットを作成しています。是非参考にしてください。
「令和4年度東京都立高等学校に入学を希望する皆さんへ」(英語版、中国語版、韓国語版)
Tokyo Metropolitan High Schools Guide to Admissions 2022 Academic Year
致2022年度 希望进入东京都立高中学习的各位同学
2022년도 도쿄도립고등학교에 입학을 희망하는 여러분께
都立高等学校等への入学に関することは、学校の先生又は以下にお問い合わせください。
- ○都立高校入試相談コーナー
〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 都庁第二本庁舎15階
電話 03-5320-6755(直通)
問合せ時間 月曜日から金曜日まで(祝日・年末年始を除く。) 午前9時から午後5時まで
- ※ 電話相談の他に、来庁相談も行っています。予約は不要です。
相談時間 月曜日から金曜日まで(祝日・年末年始を除く。)午前9時から午後5時まで
- ○東京都教育相談センター 高校進級・進路・入学相談
〒169-0074 東京都新宿区北新宿4-6-1 東京都子供家庭総合センター 4階
電話 03-3360-4175(直通)
- 問合せ時間
月曜日から金曜日まで 午前9時から午後9時まで
土・日・祝日 午前9時から午後5時まで
(閉庁日・年末年始を除く。)
- ※ 電話相談のほかに、事前の予約による来所相談も行っています。 相談時間 月曜日から金曜日まで(閉庁日・年末年始を除く。)午前9時から午後5時まで
- ※ 外国語による都立高校入学に関する御相談は、東京都教育相談センターへお問い合わせください。
(対象言語及び受付日時)
- 中国語、英語、韓国・朝鮮語
- 毎週金曜日 午後1時から午後5時まで(受付は午後4時まで)
- 電話相談:03-3360-4175
- 来所相談:電話で予約をお申し込みください。
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