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都立国立高等学校のプール棟に設置しているブロック塀等への対応について

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公開日:平成30年(2018)6月26日
最終更新日:平成30年(2018)6月26日

都教育委員会では、平成30年6月20日から、都立学校全校を対象として、ブロック塀等の緊急点検を実施していますが、都立国立高等学校のプール棟に設置しているブロック塀について、近隣住民から不安であるとの情報が届きました。

これを受け、同校に教育庁都立学校教育部営繕課の技術職員を派遣し、図面や現場の調査を実施しました。

その結果、今後、次のとおり対応を取ってまいりますので、お知らせします。

1 都立国立高等学校プール棟に設置しているブロック塀等の調査結果

  • (1) プール棟に設置している塀及び壁は、補強コンクリートブロック造。昭和45年使用開始。昭和44年当時の建築基準法施行令に基づいて設計・工事されている。
  •  ※補強コンクリートブロック造とは:コンクリートブロックに鉄筋を挿入して補強しながら積み上げ、モルタルやコンクリートを充填し、コンクリートブロックと鉄筋が一体となって壁体を構成するようにしたもの。
  • (2) 北側及び東側の道路沿いのプールサイドには、補強コンクリートブロック9段積み高さ1.8mの塀が確認されたが、控壁は無かった。
  •   なお、プールサイドと合わせた地面からの高さは3.75mである。
  • (3) プール棟に付属する1階シャワー室にも、補強コンクリートブロック13段積み高さ2.85mの壁が確認された。
  • (4) 現在の補強コンクリートブロック塀の建築基準と比べると控壁がないなど、安全性には劣る(控壁については、昭和46年1月1日以降着工したものから、現在の建築基準が適用)。
  •   ※現在の建築基準に適合しない、主なポイント:
  •    [1]塀の高さは2.2m以下
  •    [2]塀の高さが1.2m超の場合、塀の長さ3.4m以下ごとに控壁を設ける
  • 都立国立高等学校プールサイドブロック塀等写真PDF [615.8KB]

2 今後の対応

  • (1) 第1段階として、プールサイドの補強コンクリートブロック塀を、できるだけ早く撤去する。また、1階シャワー室の壁も同様に撤去を行う。
  • (2) 第2段階として、目隠しフェンス、その他必要な補強工事を設計委託し、工事を実施する。
  • (3) 生徒及び通行人の安全を確保するため、同校のプール使用について、6月27日から工事が終了するまで中止するとともに、ブロック塀等に接する周辺道路には、注意喚起の掲示等を行う。

 3 場所

都立国立高等学校(国立市東4-25-1)

4 学校概要

校長 佐藤 文泰

生徒数 3学年 各8クラス 964名

【参考】塀と壁の違い

塀とは:家や敷地などの境界とする囲い。

壁とは:家の四方を囲い、または室と室の隔てとするもの。

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お問い合わせ

教育庁都立学校教育部高等学校教育課施設担当
電話:03-5320-6764 ファクシミリ:03-5388-1727
メール:S9000011(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。

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