公開日:令和元年(2019)8月19日
最終更新日:令和元年(2019)8月19日
今回は、「未来に起こることを想像する」というテーマで、トレンド情報から未来を考える活動を行いました。
はじめに、起業創業ラボのプロジェクトテーマや一連のプロジェクトにおけるDAY1の位置付けが共有されました。プロジェクトテーマは『インバウンド~新しい訪日外国人向けビジネスを考える~』。プロジェクト全体では四つのステップがあり、今回はその中の「STEP1:未来を考える」活動であることが伝えられました。
また、これからの活動で大切になることとして、ファシリテーターからチームワークの話が特に強調して伝えられました。「起業は一人ではできない。投資家は良いチームに投資をする」ということや、「今回活動するチームでお互いの良いところを引き出し合ってほしい」「安心して意見を出せるチームには一番伸びしろがある」という話があり、各グループでは、今回チームとして頑張りたいことを話し合い、全体で共有しました。
最初のワークは、事前課題として各自が事前に集めてきたトレンド情報を共有し、分類していく活動を行いました。各グループ合わせて100枚近くの情報が机に並べられ、情報を読み込みながら、共通するキーワードを抽出し情報を整理していきました。
次に、まとめあげたキーワードからどのような未来が起こるかを想像し、タイトル化するという活動を行いました。それを本プロジェクトでは「未来のキザシ」と呼びます。情報を読み込みながら、ワークシートへタイトルやそのタイトルに込められた理由、根拠となった情報を記入していきます。ファシリテーターからは「好奇心や直感、思い付きを大事にしてほしい」「気になってしょうがないものを掘り下げてみる」ということが伝えられました。
個人で没頭している参加者もいれば、グループの複数人で一緒に話し合いながら、瞬間のひらめきを共有している参加者もおり、それぞれのスタイルで活動が進められていました。
さらに、個人の思いついた「未来のキザシ」から、それを裏づける情報を当てはめていくという、前の活動とは逆の発想に取り組みました。ファシリテーターからは「極端に考えてみよう」「アイデアをだすときは、一見突飛だと思うような発想でも無駄なことだと思わなくてよい」ということが伝えられ、参加者は「未来にあってほしい・あったらいい」という視点で未来に思いを馳せていきました。
これまで探求し発想してきた「未来のキザシ」を、全体で共有していく活動を行いました。グループ内が二つの役割、1.これまでグループ内ででた「未来のキザシ」をプレゼンテーションする役割、2.各グループの情報を収集する役割に分かれ、2.の役割の人たちが各グループを順にまわり、アイデアに対して具体的なイメージをもって質疑応答していました。
ファシリテーターからは「おもしろい、と思ったアイデアはいただいていくという気持ちでグループをまわっていこう」ということが伝えられ、各自付箋やノートに紹介してもらったアイデアを書き込みながら活発な情報交換が進んでいきました。
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