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起業創業ラボ/集中型 オリエンテーションを実施しました

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公開日:令和元年(2019)8月22日
最終更新日:令和元年(2019)8月22日

 内容

  • ●日時:2019年7月24日(水曜日)9時30分~15時
  • ●参加人数:21名

概要

今回は全6回あるプログラムのうちの第1回目のオリエンテーションであり、1.起業家インタビュー 2.セルフイントロデュース(自己紹介)、3.アイスブレイクワーク(デザイン思考の体感ワーク)を行いました。

起業創業ラボ 集中型オリエンテーションの写真

起業家とは? ~起業家インタビュー~

今回は株式会社エアークローゼットの天沼氏、ZAZA株式会社air Kitchenの永津氏の2名の起業家の方を迎え、起業までの歩みや現在の会社経営について語っていただきました。起業家の力強い言葉に、ペンを休めることなくノートをとり続けている姿、熱心に耳を傾けて聞いている姿が印象的でした。質問の時間には多くの手が挙がり「起業してみて楽しかったこと、辛かったことは?」「事業構想を考えついた時、最初に誰に話したか?」「資金調達はどのようにするのか?」という具体的な起業にまつわる質問や「海外で得たものとは?」「自分のことは好きか?」など、起業家自身の考えや経験を尋ねる質問がありました。

起業家インタビューの写真_1 
起業家インタビューの写真_2 

○株式会社エアークローゼット 天沼聰氏

新しいもの好きで、子供のころからPCに親しみ、インターネットにはずっと興味があったため、それを活用して会社をおこした。仲間と一緒に何かをやり、仲間と一緒に喜ぶのが一番楽しい。経営者の仕事は、仲間が楽しいと思える環境をつくることだと思っている。

なりたい、かっこいい自分がどのような姿なのか、一度肩の力を抜いて考えてみてほしい。なりたい自分を考えて、そこまでにどんな経験が必要なのかを考え、実行してみることが大事。1%成長するということを毎日続けると、1年で37倍成長する。それをやるかどうかを決めるのも、意識して成長の機会を見つけるのも自分次第。

○ZAZA株式会社airKitchen 永津豪氏

実は、大学に入っても特にやりたいことが無く、早く悠々自適に暮らしたいと思っていた。しかしイギリスに留学したこと、そこでは起業が当たり前の選択肢としてあったことが心境に大きく影響を与えた。本格的に起業を考えたのは、大学内で行われたビジネスコンテストで優勝したことがきっかけであった。就活もしたが、就活を通じて自分の事業について伝えることが多く、さらに事業に対する気持ちが強くなった。仲間と語り合うこと、サービス利用者からのメッセージ、自分の信じていたことが実現することにそれぞれうれしさを感じる。

セルフイントロデュース ~私がイメージした未来~

ここでは参加者同士の自己紹介を行いました。各自が準備してきた事前課題『これからの未来を連想させた作品』の発表に対して、グループの他の参加者がその印象やメッセージを付箋に書く活動を行い、通常の自己紹介に比べ、より多くのコミュニケーションが生まれる時間となりました。

参加者同士の自己紹介の写真_1
参加者同士の自己紹介の写真_2

アイスブレイクワーク ~クロワッサン体験のリデザイン~

ここでは本プログラムの基本となる考え方(デザイン思考)を体験するために、クロワッサンを活用したワークを行いました。このワークは、1.ユーザーを知り、2.課題を発見し、3.課題を解決するためのアイデアを作る/試す、という道筋について体感的に学ぶものです。まず、2人ペアになりクロワッサンを食べる人、観察する人に分かれて活動しましたが、食べる人は恥ずかしがる様子もなく自分のペースでクロワッサンを頬張り、観察する人は付箋に些細な気づきを素早く書き込んでいきました。

実際に課題解決のためのアイデア出しの前に、発想力を高めるためのビデオを鑑賞しました。それを受け、ファシリテーターの北澤氏からは「新しい革新的なものというのは、常識の外にある」「こんなこと言ったら笑われる、というのは一切なし。みんなが面白いと思ったことを素直に出してみてください」というメッセージが伝えられました。手を動かしながらアイデアが次々と飛び交い、1グループでいくつもの作品が出来上がっていきました。

参加者の感想

  • 起業家の方から「1の365乗」というお話があり、1.01を毎日毎日積み重ねていけば、1年で37倍になるという話がとても印象に残りました。もっと前から知っておけば、もう起業していたかもしれないと思いました。
  • ラボに参加する前の起業の印象は、とても難しくて僕じゃできないと考えていました。起業家の話を聞くと、起業は自 分にもできると思うようになりました。ただ、起業した後のこと心配なので、様々なことを勉強していきたいと思いま す。
  • 起業家の人たちの話って、今回のラボのような機会がないと絶対聞けないと思いました。自分の周りには起業家はいないので、雲の上の存在だと思っていましたが、話を聞いてみたら、簡単にではないけど、行動力と目標がちゃんとあれば誰だって起業家になれて、周りの人を引っ張っていけるんだということがわかりました。
  • 前半の「起業家のお話を聞く」では、勉強することばかりで、自分の将来の夢を実現するにはどうすればいいか、道筋をたてることができました。
  • 新しいことは誰もが反対する。大切なのは行動である、ということが心に響きました。
  • 起業家の方の考え方は、儲けではなく、誰かのためのような目的をもっていた。だからこそ、成功していると思った。
  • 大人の話を聞いて「もっとこうしなきゃ」とかではなく「楽しむ」という考えがいいなと思った。
  • 組織に入ることも悪いことではないが「起業」という選択肢もあるので、そこを目指すのもありだと思った。
  • 起業家の人に話を聞き、お金のこと、起業した背景を聞かせてもらい、自分の不安が少し軽くなった気がする。
  • これからはグループでの活動が多くなると思いますが、グループのみんなは面白い感性をもっているのでこれからが楽しみです。
  • 相手や仲間に「いいね!」と言ってもらえることは本当にうれしかった。そして「こうしたらいいよ!」と言ってもらえるのはもっとうれしかった。
  • 初めて同年代の起業を目指す友に会えて、今までに感じたことのない刺激を味わった。
  • たくさんの言葉を書き留めたくなるような楽しい講演を聞いた後に、とても楽しいワークショップで1日楽しかったです。

お問い合わせ

教育庁指導部高等学校教育指導課
電話:03-5320-6845 ファクシミリ:03-5388-1733
メール:S9000023(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。

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