従来の基準の考え方では、栄養所要量は一つの数字で示されていましたが、今回の改訂では食事摂取基準という幅で示されています。

適用に当たっては、個々の健康及び生活活動等の実態並びに地域の実情などを十分に考慮し、弾力的に運用することと記されております。

東京都においても、国の基準改訂の趣旨を踏まえ、一つの数値にしばられることなく、児童生徒の健康状態や活動状態、地域の生産物や食文化などを幅広い視点で観察・評価して、各校の実態に合わせた基準で学校給食を実施していただくため、「東京都学校給食の栄養摂取標準」(平成16年2月23日付15教学健第916号)は廃止し、国の学校給食摂取基準を用いることとしました。

各区市町村教育委員会におかれましては、貴管内の学校関係者にこの趣旨を周知されるとともに、適切に指導するようお願いします。