○生命尊重の視点に立った生活指導の徹底について

平成25年8月7日

25教指企第583号

区市町村教育委員会教育長

このことについて、日頃から特段の御指導をいただいているところですが、新聞等による報道があったとおり、本年7月に(途中省略)都内中学生、高校生が路上生活者(ホームレス)のテントに花火を投げつけて焼損させ、逮捕されるという事件が発生しました。

東京都教育委員会は、今回の事件を生命にかかわる重大な事件として受け止めるとともに、路上生活者(ホームレス)に対する偏見や差別が背景にある人権上の問題としてとらえ、人権尊重の精神を育成するための指導を徹底するなど、再発防止に向けた取組を図ってまいります。

貴職におかれましても、下記の事項に留意し、こうした事件の再発防止に向けた指導の徹底が図られるようお願いします。

1 夏季休業日直後の全校集会等で、児童・生徒の規範意識を高め、DVD教材「STOP!それは犯罪だと気付いていますか」(平成22年東京都教育委員会)を使用するなどして、暴力行為を否定する意識を強くもたせる指導を行う。

2 道徳や学級活動において、DVD教材「いのちのコトバ」(平成19年東京都教育委員会)を使用するなどして、自己を見つめ直し、自他の生命を尊重する指導の徹底を図る。

3 偏見や差別のない社会の実現に向け、様々な人権課題についての正しい理解と認識を深め、路上生活者(ホームレス)に対する偏見や差別の解消に主体的に取り組むための能力や態度を育成する。

特に、「人権教育プログラム」に掲載されている指導事例等(平成21年3月発行 73ページから76ページまで)(平成25年3月発行 140ページから141ページまで)を活用しながら、路上生活者(ホームレス)が、自立を妨げる様々な要因によってこうした生活に至っている背景などについて適切に理解させ、指導を徹底する。

4 不登校等の理由により、学校に登校していない児童・生徒の状況の把握に努めるため、日常的に保護者や地域の関係機関と連携を図るとともに、学校サポートチームなどの活用により、一人ひとりの生活状況に応じた適切な指導を組織的かつ継続的に行うこと。

平成25年8月7日

25教指企第583号

都立学校長

このことについて、日頃から特段の御指導をいただいているところですが、新聞等による報道があったとおり、本年7月に(途中省略)都内中学生、高校生が路上生活者(ホームレス)のテントに花火を投げつけて焼損させ、逮捕されるという事件が発生しました。

東京都教育委員会は、今回の事件を生命にかかわる重大な事件として受け止めるとともに、路上生活者(ホームレス)に対する偏見や差別が背景にある人権上の問題としてとらえ、人権尊重の精神を育成するための指導を徹底するなど、再発防止に向けた取組を図ってまいります。

貴校におかれましても、下記の事項に留意し、こうした事件の再発防止に向けた指導の徹底が図られるようお願いします。

1 夏季休業日直後の全校集会等で、児童・生徒の規範意識を高め、DVD教材「STOP!それは犯罪だと気付いていますか」(平成22年東京都教育委員会)を使用するなどして、暴力行為を否定する意識を強くもたせる指導を行う。

2 道徳や学級活動において、DVD教材「いのちのコトバ」(平成19年東京都教育委員会)を使用するなどして、自己を見つめ直し、自他の生命を尊重する指導の徹底を図る。

3 偏見や差別のない社会の実現に向け、様々な人権課題についての正しい理解と認識を深め、路上生活者(ホームレス)に対する偏見や差別の解消に主体的に取り組むための能力や態度を育成する。

特に、「人権教育プログラム」に掲載されている指導事例等(平成21年3月発行 73ページから76ページまで)(平成25年3月発行 140ページから141ページまで)を活用しながら、路上生活者(ホームレス)が、自立を妨げる様々な要因によってこうした生活に至っている背景などについて適切に理解させ、指導を徹底する。

4 不登校等の理由により、学校に登校していない児童・生徒の状況の把握に努めるため、日常的に保護者や地域の関係機関と連携を図るとともに、学校サポートチームなどの活用により、一人ひとりの生活状況に応じた適切な指導を組織的かつ継続的に行うこと。

生命尊重の視点に立った生活指導の徹底について

平成25年8月7日 教指企第583号

(平成25年8月7日施行)

体系情報
指導部指導企画課
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平成25年8月7日 教指企第583号