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学校内でデジタル技術を体感(子供を笑顔にするプロジェクト)

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公開日:令和4年(2022)5月12日

プロジェクションマッピングを使ったゲームをする子供

身体の動きに連動するプロジェクションマッピングを楽しむ子供

サイバーボッチャを楽しむ子供

 

都立光明学園は、2種類の障害種別(肢体不自由部門・病弱部門)、3学部(小学部・中学部・高等部)の子供が通う特別支援学校です。障害や発達の程度がさまざまな子供たち全員を笑顔にするというコンセプトで、今回の「子供を笑顔にするプロジェクト」は企画されました。

5月2日(月曜日)、光明学園の校舎内には二つのアトラクションが設置されました。
一つは、デジタル技術を駆使した映像と音楽のアトラクション「バーチャル体験」。子供たちは、体育館の壁に映し出されたプロジェクションマッピングが体の動きに連動する様子を楽しみ、色とりどりの光に目を輝かせました。
もう一つは、デジタル技術によってプレイヤーをサポートする機能のついた「サイバーボッチャ」。複雑な点数計算が自動で行われるほか、機械がゲームの展開を判断し、音声で進行してくれるため、ボッチャのルールがわからなくても楽しむことができます。体育の授業でボッチャに親しんだことのある子供たちは、巧みな投球や戦術を披露していました。

感想を訊かれた高等部3年生の生徒会長は「コロナ禍で行事がたくさん潰れた。今回のような機会があって嬉しい。プロジェクションマッピングを見るのは初めて。新鮮で楽しかった。」と笑顔で答えました。また、PTA代表の保護者は、「障害のある子供がいると、外出の機会が少ない。荷物の多さ、バリアフリーのお手洗いの場所、周囲の目など、一回の外出で考えなくてはいけないことがたくさんある。それに加えてコロナ禍で、ますます外出がしづらくなってしまった。今回学校という安心安全な場所で、こうしたイベントを開催してもらえてよかった」と話しました。

「子供を笑顔にするプロジェクト」とは:
感染症対策の観点から学校生活に様々な制約を受けている子供たちに向けて、「見る・聞く・触れる」体験を提供し、子供たちに笑顔を取り戻してもらうことを目的としたプロジェクトです。都内の公立・私立学校を対象に、順次実施しています。

 

お問い合わせ

教育庁指導部指導企画課体験活動・学校2020レガシー担当
電話:03-5320-7500 メール:S9000020(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。

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