公開日:平成22年(2010)1月29日
最終更新日:平成22年(2010)1月29日
平成22年(2010年)1月4日発行
平成21年4月21日に実施した「平成21年度 全国学力・学習状況調査」では、次のような問題で、東京の小学生の課題が見られました。
「平成21年度全国学力・学習状況調査報告書」(東京都教育委員会作成)から
問題 | 正解 | 正答率 | 誤答例 |
---|---|---|---|
国語(言語事項に関する問題) 次のローマ字の読みをひらがなで書きましょう。 happa |
はっぱ | 51.5% (全国平均は51.9%) |
無解答 (無解答の児童が30.4%) |
算数(数量関係に関する問題) 80-30÷5=? |
74 | 69.7% (全国平均は66.8%) |
10 (「10」と解答した児童がおよそ4人に1人(23.9%)) |
東京の小学6年生は、「全国学力・学習状況調査」の結果がおおむね全国平均を上回っています。一方で、上の2問のように、小学生の正答率が全国的に低い問題もあります。文部科学省が実施する「全国学力・学習状況調査」や、 東京都が独自に実施している「児童・生徒の学力向上を図るための調査」から、東京の小学生の学習のつまずきの傾向が明らかになっています。
「全国学力・学習状況調査」の結果から、基本的な生活習慣や学習習慣を確立することが学力の定着に関係があることがわかっています。
東京の小学生の生活習慣は改善されつつありますが、全国に比べると今後も改善の取組が必要です。
生活習慣や学習習慣を確立させるため、学校との緊密な連携を図りながらも、家庭での取組を大切にしていきましょう。また、東京都教育委員会は子供たちの確かな学力をはぐくむため、ご家庭と協力しながら様々な取組を進めていきます。
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