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平成30年度指定管理者管理運営状況評価結果について(東京都立埋蔵文化財調査センター)

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公開日:令和元年(2019)9月3日

教育庁

東京都では、指定管理者制度を導入した公の施設の管理運営状況について、第三者の視点を含めた評価を実施しています。

このたび、平成30年度の評価結果がまとまりましたので、お知らせいたします。

1 評価の目的

評価は、管理の履行状況、安全管理、法令遵守、サービスの利用状況といった観点から指定管理者の業務実施状況等を評価し、その結果を今後の施設管理運営に反映していくことで都民サービスの向上を図っていくことを目的としています。

2 評価の方法

指定管理者の年間を通じた施設の管理運営状況について、毎年度終了後、教育庁が一次評価を行い、外部委員を含む評価委員会の評価を経て、最終的な評価を決定します。

3 評価の概要

(1)評価基準(4段階)

総合評価 内容
管理運営が優良であり、特筆すべき実績・成果が認められた施設
A+ 管理運営が良好であり、管理運営に係る様々な点で優れた取組が認められた施設
管理運営が良好であった施設
管理運営の一部において良好ではない点が認められた施設

評価の観点については別紙1のとおり

(2)評価委員会名及び委員構成

評価委員会 対象施設 委員構成
東京都立埋蔵文化財調査センター指定管理者評価委員会 東京都立埋蔵文化財調査センター 外部委員4名
(学識経験者等3名、公認会計士1名)
内部委員3名(東京都職員)

評価委員会委員の氏名については別紙2のとおり

(3)総合評価結果

対象施設 評価
東京都立埋蔵文化財調査センター A+

各施設の評価は別紙3のとおり


別紙1

評価の観点

項目 細項目 内容

管理状況

適切な管理の履行

○協定や事業計画に沿った管理が適切に履行されているか

  • 業務の履行(清掃・巡回の回数など)は適切か
  • 人員配置は適切か
  • 協定や事業計画どおりの管理となっているか など

安全性の確保

○施設の安全性は確保されているか

  • 施設の安全性は確保されているか
  • 事業者の責に帰す事故が発生したか など

法令等の遵守

○個人情報保護、報告等は適切に行われているか

  • 個人情報保護は適切に行われているか
  • 情報公開は適切に行われているか
  • 都への報告は適時、適切にされているか など

適切な財務・財産管理

○適切な財務運営・財産管理が行われているか

  • 建物や器具の破損、物品の紛失等はあるか など

事業効果

事業の取組

○事業計画どおりのサービスが提供されているか

  • 事業の企画、実施、成果は計画どおりか など

利用の状況

○事業計画どおりの利用状況となっているか

  • 利用者数は事業計画どおりか(環境の変化など外部要因を考慮) など

利用者の反応

○利用者の満足を得られているか

  • 職員の接客対応、利用条件等は適切か など

行政目的の達成

○行政と連携を図り、施設の目的を達成しているか

  • 施設の目的を達成しているか
  • 都及び関係機関等との連携が適切に行われているか など

別紙2

評価委員会委員名簿

評価委員会名 委員氏名 役職名
東京都立埋蔵文化財調査センター指定管理者評価委員会 鵜川 正樹 公認会計士
谷川 章雄 早稲田大学人間科学 副学術院長
小畑 行広 多摩市立豊ヶ丘小学校長
永沼 律朗 千葉県現代産業科学館主任上席研究員
太田 誠一 教育庁地域教育支援部長
茂木 竜一 教育庁都立学校教育部営繕課長
中嶋富美代 教育庁指導部義務教育指導課長

別紙3

平成30年度指定管理者管理運営状況評価 評価結果一覧

施設名 所在地 指定管理者名 指定期間 総合評価
東京都立埋蔵文化財調査センター 東京都多摩市落合一丁目14番2 公益財団法人東京都スポーツ文化事業団 平成28年4月1日~
令和3年3月31日
A+

 

評価内容

【管理状況】

  • 館内や遺跡庭園は清掃が行き届いており、利用者が安全で快適に過ごせるよう常に配慮を行っている。さらに、受付業務においては利用者への丁寧で誠意ある対応に努め高評価を得ている。
  • 職員の習熟度に応じた効率的かつ効果的な研修を企画実施し専門的技術や知識の継承など積極的な人材育成に取り組んでいる。

【事業効果】

  • 企画展では都内で初めて東京都島しょを取り上げ、多摩ニュータウン遺跡以外の都域全体の遺跡を積極的に紹介している。
  • 全ての体験教室等のインターネット申込に対応し、QRコードを利用した英文解説による外国人利用者への利便性向上に努め、利用者の視点に立った事業展開を図っている。
  • 利用者の満足度は90%超を維持しており、現状維持にとどまらず、積極的な事業企画の創意工夫や施設改善を行っている。

【その他(特命要件の継続性】

  • 建物老朽化による改修工事のためやむなく展示ホールを一時休館にしたものの、昨年度より利用者が増加した。常に利用者目線に立ち質の高い接遇や施設管理等の努力を行っている。
  • 考古学の専門知識と高い接遇能力を有する調査研究員により、発掘調査の成果を活かした普及事業を実施している。今後も埋蔵文化財保護の重要性を広く伝えられるよう、人材育成に取り組み、知識やスキルの継承を図っていくことが望まれる。
  • 指定管理事業と発掘調査事業が相互に連携して、引き続き質の高いサービス提供を維持していくことが望まれる。

東京都立埋蔵文化財調査センターにおける平成30年度指定管理料PDF [61.3KB]

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お問い合わせ

教育庁地域教育支援部管理課埋蔵文化財担当
電話:03-5320-6863 ファクシミリ:03-5388-1734
メール:S9000026(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。

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