都立高等学校における個人情報に関わる事故について
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教育庁
東京都立新宿山吹高等学校において、通信制課程の生徒130名分の健康診断票(出身中学校等で受診した健康診断結果)を誤って廃棄する事故が発生しましたので、お知らせします。
1 誤って廃棄した個人情報
通信制課程の生徒130名分の健康診断票(出身中学校等で受診した健康診断結果)
2 事故の経緯
○ 令和2年5月8日(金曜日)
- 同校の教職員が文書の整理を行っていた際、保存期間を満了していない130名分の健康診断票(出身中学校等で受診した健康診断結果)を誤って廃棄のための箱に入れ、同校の地下倉庫に搬入し、扉を施錠した上で保管した。
○ 令和2年10月20日(火曜日)
- 地下倉庫に保管していた健康診断票を廃棄した。
○ 令和2年10月29日(木曜日)
- 同校に在籍する生徒が他の高等学校に転学することに伴い、転学予定先に健康診断票を送付するため確認したところ、保存期間を満了していない130名分の健康診断票(出身中学校等で受診した健康診断結果)を廃棄していたことが判明した。
3 学校及び教育委員会の対応
(1)当該生徒等への説明・お詫び
令和2年11月5日(木曜日)、当該生徒及びその保護者等に対し、本件誤廃棄の概要とお詫びを記した文書を発出した。
令和2年11月8日(日曜日)、当該生徒及びその保護者等への説明会を開催し、事故概要と今後の対応等について説明しお詫びをした。
(2)再発の防止
同校に対し、健康診断票の毎年度の整理の際や文書の廃棄に当たっては、複数人で対応し確認するなど、個人情報の管理や取扱いについて更なる徹底を図り、再発防止に向けた措置を講ずるよう指示した。
また、全ての都立学校に対して通知を発出し、健康診断票等の個人情報の適正な管理を徹底するよう注意喚起した。
(3)その他
東京都立新宿山吹高等学校において実施した健康診断の結果については、適切に保管されており、在校生については、保管している健康診断の結果や、生徒の登校の機会等において個別に健康状況を確認した結果等に基づき、適切な保健指導を行う。
記事ID:031-001-20240815-009400