東京都教育委員会と慶應義塾大学SFC研究所との教育ダッシュボード開発に伴う共同研究に関する協定の締結について
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教育庁
東京都教育委員会は、デジタルを活用し、学びのスタイルを「知識習得型」から「課題解決・価値創造型」へと転換する「TOKYOスマート・スクール・プロジェクト」を推進しています。この取組の一つとして、都立学校の児童・生徒一人一人の個別最適な学びを実現するために、成績や出席情報、学習履歴などの様々な教育データを可視化して分析する教育ダッシュボードの開発に取り組んでいます。
この開発には、エビデンスベースの指導や子供たち一人一人の個に応じた学びの実現に向け、取り上げるべき有効なデータの選択や実証研究の有用性の検証など、学術的な知見が必要となることから、この度、東京都教育委員会は「慶應義塾大学SFC研究所(所長 玉村雅敏)」と協定を締結し、「Society5.0時代の学びと教育・ラボ(ラボ代表 鈴木寛)」と共同研究することにしました。
この共同研究により、「TOKYOスマート・スクール・プロジェクト」の早期実現に取り組んでまいります。
1 協定内容
東京都教育委員会と慶應義塾大学SFC研究所との教育ダッシュボード開発に伴う共同研究
2 協定締結先
慶應義塾大学SFC研究所
神奈川県藤沢市遠藤5322 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス内
3 目的
教育ダッシュボードを開発するための研究に取り組み、都立学校の児童・生徒一人一人に個別最適化された学びを実現することを目的とする。
4 共同研究の内容
- 教育ダッシュボードを構成する児童・生徒に関するデータや、データに基づき分析する児童・生徒の課題等、可視化する内容に関すること。
- 教育ダッシュボードの有用性に関する効果検証に関すること。
- データの取扱いに当たり、自治体や学校において必要となる規約やガイドライン等の整備に関すること。
- その他、教育ダッシュボードの開発において、双方に必要と認めること。
5 期間
令和3年3月1日から令和4年3月31日まで
本件は、「『未来の東京』戦略ビジョン」を推進する先導的事業です。
戦略2 子供の「伸びる・育つ」応援戦略
記事ID:031-001-20240815-009543