令和4年度東京都公立学校教員採用候補者選考(5年度採用)に係る受験票の誤送信について
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教育庁
令和4年6月15日(水曜日)に電子データで配信した令和4年度東京都公立学校教員採用候補者選考(5年度採用)に係る受験票のうち110名分について、データの誤送信によりそれぞれ別の受験者1名が閲覧可能な状況が発生しました。
関係した受験者に対しお詫びするとともに、経緯をお知らせします。
1 事故の概要等
電子申請システムで申込みのあった受験者の受験票を同システムにアップロードする過程において、不具合等で別の受験者の受験票データが保存され、受験者が他の受験者1名の受験票データについて、閲覧及びダウンロードをすることが可能な状態となっていた。
受験票には、住所、氏名、受験校種・教科、選考区分、受験番号、障害配慮の有無について、記載されている。
2 事故の原因
電子申請システムに受験者の受験票データを保存する際にエラーが発生したため、再度保存作業を行ったが正しくデータが保存できなかった。正しいデータが保存できていないことを把握できないまま、一部、間違った受験票データを閲覧及びダウンロード可能としてしまった。
3 事故経緯
- (1)6月15日(水曜日)15時30分に、電子メールで受験票のダウンロードページを案内した。
- (2)同日17時45分、受験者1名より、受験票をダウンロードしようとしたところ、別の受験者の受験票が表示されたとの連絡があった。
- (3)同日18時、電子申請システム運用業者に状況確認及び原因調査を依頼。
- (4)同日23時、110名分の受験票について、本人以外の別の受験者1名が閲覧及びダウンロードすることが可能な状況になっていたことが判明したため、これらの受験票について、電子申請システムからデータを削除し、閲覧及びダウンロードが行われないようにした。
なお、システム運用業者によるアクセスログ調査では、閲覧可能だった時間帯に9名の受験者が別の受験者それぞれ1名の受験票を閲覧又はダウンロードしたことを確認している。
4 事故後の対応
- (1)6月16日(木曜日)、対象者110名に対し、受験票の閲覧及びダウンロードが行えないようにしたことについて、電子メールでお詫びするとともに、同日以降、電話にて個々に状況を説明し、改めて謝罪した。併せて、アクセスログで閲覧等が確認できた9名を含む対象者全員に、受験票データのダウンロードの有無を確認し、ダウンロードをしている場合にはデータの削除を依頼した。
- (2)6月17日(金曜日)に、再作成した受験票を受験者宛てに郵送した。
5 再発防止策
今後このようなことが起こらないよう、配信データの処理手順及びエラー発生時の再確認作業の徹底を図る。なお、電子申請システムについては、システム所管部署に依頼の上、今後、同様のエラーが発生した際にそのまま処理を継続できないように改修を行う予定である。
記事ID:031-001-20240815-010026