「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」について
- 更新日
教育庁
1 調査の趣旨
本調査は、東京都の公立小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校、高等学校、特別支援学校を対象として、令和3年度における「暴力行為」「いじめ」「長期欠席者」「高等学校における中途退学者」等の実態を把握するために実施したものです。
2 調査対象学校数
- 小学校
- 1,274校(義務教育学校前期課程を含む。)
- 中学校
- 622校(義務教育学校後期課程、中等教育学校前期課程を含む。)
- 高等学校
- 192校(中等教育学校後期課程を含む。)
- 特別支援学校
- 62校
3 調査内容及び結果
(1) 小学校・中学校・高等学校における暴力行為の状況
(2) 小学校・中学校・高等学校・特別支援学校におけるいじめの状況
(3) 小学校・中学校における長期欠席の状況
(4) 高等学校における長期欠席の状況
(5) 高等学校における中途退学者数等の状況
(6) 小学校・中学校・高等学校における自殺の状況
(7) 出席停止の措置の状況
4 主なポイント
- ○ 暴力行為の発生件数は2,119件であり、前年度と比べ、335件増加した。小学校では319件、中学校では18件増加し、高等学校では2件減少している。
- ○ いじめの認知件数は、前年度と比べ17,297件増加となる59,835件であり、小学校、中学校、特別支援学校において増加し、高等学校では減少している。3月31日時点のいじめの解消率は80.8%であり、前年度と比べ、小学校、中学校、高等学校で上昇し、特別支援学校で低下している。
- ○ 小・中学校における長期欠席者のうち、不登校児童・生徒数は小学校7,939人、中学校13,597人であり、前年度と比べ、小学校で1,622人、中学校で2,226人増加した。不登校出現率は小学校1.33%、中学校5.76%であり、前年度と比べ、小・中学校ともに上昇している。学校復帰率は小学校26.7%、中学校22.6%であり、前年度と比べ、小学校では低下し、中学校では上昇している。
- ○ 高等学校における長期欠席者数は12,353人であり、前年度と比べ、全日制で大幅に増加し、定時制で減少した。中途退学者数は1,462人であり、前年度と比べ、全日制では17人減少し、定時制では26人減少した。
各項目の詳細は、別紙「『令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査』について(概要)」(PDF:2.5MB)及び資料「『令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査』について(PDF:4MB)」のとおりです。
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