令和5年度 中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)の実施状況について
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教育庁
東京都教育委員会は、中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)を実施しています。
このたび、令和5年度実施状況について、以下のとおり取りまとめましたのでお知らせします。
Ⅰ 実施スケジュール
日程概略
4月から5月まで
区市町村教育委員会・中学校向け説明会
4月から6月まで
生徒・保護者用リーフレット、申込マニュアル等の配布
7月6日から
受験申込(9月22日まで)
※特別措置申込(8月18日まで)
※特別措置申込(8月18日まで)
11月12日
受験票交付
11月26日
本試日
11月29日から
予備日の申込み手続き開始(12月1日まで)
12月17日
予備日
1月11日
結果等の通知(11月26日実施分)
1月25日
結果等の通知(12月17日実施分)
Ⅱ スピーキングテストの実施状況・結果
1 実施概要
(1) 申込者数
76,270人 (令和4年度 76,267人)
(2) 受験者数
71,205人 (令和4年度 71,197人)
(3) 会場
ア 11月26日
都立学校 188会場 民間会場等 39会場
イ 12月17日
都立学校 6会場 民間会場等 9会場
2 実施結果
(1) 平均スコア
65.2(令和4年度 60.5)
(2) 段階別評価の分布状況 ※( )は、令和4年度の数値
段階別評価 |
スコア |
分布(%) |
---|---|---|
A |
100~80 |
25.3(16.8) |
B |
79~65 |
29.2(25.6) |
C |
64~50 |
26.0(31.4) |
D |
49~35 |
11.9(16.9) |
E |
34~1 |
6.5 (8.3) |
F |
0 |
1.1 (0.9) |
Ⅲ スピーキングテストの実施体制等
1 時程等
時刻(時間) | 内容 | |
---|---|---|
12:00-12:30 | 会場到着・受験教室入室(前半・後半共通) | |
12:30 | 試験会場着席(軽食) | |
13:00-14:10 | 前半試験実施 | 後半試験実施 |
・受験者情報の登録 ・機器の装着準備 ・音声・録音確認 ・スピーキングテスト実施 |
自習 休憩 |
|
14:10-14:25 | 教室待機 | |
14:25-15:30 | 休憩 自習 |
・受験者情報の登録 ・機器の装着準備 ・音声・録音確認 ・スピーキングテスト実施 |
15:30-15:40 | 退出 |
2 試験当日の運営体制等
(1) 運営体制
ア 都教育委員会
- (ア) 本庁舎において進行管理、生徒・保護者・会場からの問合せ対応
(実施後、電話による個別の申し出にも対応 8件) - (イ) 会場周辺の巡回・案内、生徒の携帯電話等通信機器に関する業務等を委託
- (ウ) 体調不良等の生徒に対応する看護師派遣業務を委託
イ 事業者
- (ア) 各会場を運営
- (イ) 問合せ窓口において、生徒・保護者等からの連絡に対応
(2) 実施本部の設置
テストを円滑に実施するとともに不測の事態に対応するため「中学校英語スピーキングテスト実施本部」を設置
(3) 試験監督等の業務
事業者により実施
3 区市町村教育委員会との連携
- (1) 中学校における受験申込や各種申請手続
- (2) 受験状況の集約、受験票及びスコアレポートの配送状況取りまとめ
- (3) 中学校から連絡のあった個別の状況の報告
Ⅳ 採点等
1 採点者
高度な英語力と英語教育に関する専門性を有する者が、事前に本テストの採点に係る研修を受講し、基準を満たした者が採点
2 採点体制
- (1) 情報管理を徹底した環境において、採点基準に従い、複数の専任者による採点・審査を経て評価しており、都教育委員会が採点状況と採点結果を確認
- (2) 解答音声データの確認を徹底
3 結果等の通知
(1) 提供内容
- ア ESAT-J GRADE
- イ 参考CEFRレベル
- ウ スコア
- エ CAN-D0 STATEMENTS
- オ 学習アドバイス
- カ ESAT-J GRADE別 教材等紹介ページの二次元コード
- キ 今後の学習参考資料
- ・ 設問ごとのそれぞれの評価に対応した複数の解答例
- ※ ア~ウは、マイページで閲覧が可能。ア~カは、発送されたスコアレポートに記載。
(2) 音声データ提供
申請手続きは、令和6年3月1日(金曜日)から開始
- ※ 対象となる生徒は都立高校入学者選抜の結果による
Ⅴ 再度の受験機会の設定
1 主な要因
機器の不具合(疑い例を含む)、イヤーマフ・イヤホンの装着関連、現場対応の誤りなど
2 対象者
60人
3 対応
受験者及び保護者に説明・謝罪の上、希望者に対し再度の受験機会を設定
Ⅵ 今後の実施に向けて
- 新規事業者との調整
綿密な打合せを行い、実施手順を確立 - 機器の操作方法等に関する周知
使用する機器が更新されるため、機器の使用方法について動画やリーフレットにより情報提供
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