「令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」について
- 更新日
教育庁
1 調査の趣旨
本調査は、東京都の公立小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校、高等学校、特別支援学校を対象として、令和5年度における「暴力行為」「いじめ」「長期欠席者」「高等学校における中途退学者」等の実態を把握するために実施したものです。
2 調査対象学校数
- 小学校
- 1,270校(義務教育学校前期課程を含む。)
- 中学校
- 621校(義務教育学校後期課程、中等教育学校前期課程を含む。)
- 高等学校
- 192校(中等教育学校後期課程を含む。)
- 特別支援学校
- 63校
3 調査内容及び結果
(1) 小学校・中学校・高等学校における暴力行為の状況
(2) 小学校・中学校・高等学校・特別支援学校におけるいじめの状況
(3) 小学校・中学校における長期欠席の状況
(4) 高等学校における長期欠席の状況
(5) 高等学校における中途退学者数等の状況
(6) 小学校・中学校・高等学校における自殺の状況
(7) 出席停止の措置の状況
4 主なポイント
- ○ 暴力行為の発生件数は3,332件であり、令和4年度と比べ、440件増加している。小学校では60件、中学校では367件、高等学校では13件増加している。
- ○ いじめの認知件数は、令和4年度と比べ、3,438件増加となる69,752件であり、小学校、高等学校で増加している。3月31日時点のいじめの解消率は77.6%であり、前年度と比べ、中学校で低下し、小学校、高等学校、特別支援学校で上昇している。
- ○ 小・中学校における長期欠席者のうち、不登校児童・生徒数は小学校13,275人、中学校18,451人であり、前年度と比べ、小学校で2,580人、中学校で2,234人増加した。不登校出現率は小学校2.21%、中学校7.80%であり、令和4年度と比べ、小・中学校ともに上昇している。学校復帰率は小学校34.9%、中学校27.9%であり、前年度と比べ、小・中学校ともに上昇している。
- ○ 高等学校における長期欠席者数は6,746人であり、令和4年度と比べ、全日制で減少し、定時制で増加した。中途退学者数は2,081人であり、全日制で1,091人、定時制で776人、通信制で214人であった。
各項目の詳細は、別紙「『令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査』について(概要版)(PDF:2.2MB)」及び資料「『令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査』について(PDF:11.2MB)」のとおりです。
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