都立高等学校における個人情報の紛失について
- 更新日
教育庁
都立高等学校1校において、以下のとおり生徒の個人情報を紛失する事故が発生しましたのでお知らせします。
関係の皆様には、多大な御迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます。今後、再発防止を徹底してまいります。
なお、現在のところ、個人情報の外部への流出等、二次被害等の発生は報告されておりません。
1 事故の概要
令和6年度の1学期に実施した生徒39人の個人情報が記載されている「いじめに関するアンケート」が紛失した。
(紛失した個人情報)学年・組・番号・氏名・回答内容
2 事故の経緯等
(1) 令和6年7月4日(木)、学校は全校生徒を対象に1学期「いじめに関するアンケート」を実施した。当該クラスの「いじめに関するアンケート」は回収が遅れていたため、後日、前副校長に提出された。その後9月に、前副校長は全クラスのアンケートがそろっているかを確認しないまま鍵のかかる棚に格納した。
(2) 令和7年5月19日(月)、現副校長が、令和6年度の「いじめに関するアンケート」を確認したところ、令和6年7月に実施した1学期実施分のアンケートのうち、当該クラス分のアンケートがないことが発覚し、現副校長は校長に状況を報告した。校長及び現副校長は、職員室内を中心に校内を捜索したが、見当たらなかった。
(3) 5月20日(火)以降、捜索を続けているが、現在に至るまで発見されていない。
3 生徒・保護者への説明及び謝罪
5月23日(金)、当該クラスの生徒に対して、経緯の説明を行うとともに謝罪を行った。
5月24日(土)、保護者説明会を開催し、経緯の説明を行うとともに謝罪を行った。
4 再発防止について
今後、当該校において、全教職員に対し研修を実施し、個人情報保護の重要性と厳格な管理について注意喚起するとともに、今後、改めて組織的な再発防止を図っていく。
都教育委員会は、全都立高等学校長に対して、個人情報の取扱い等について再度周知・徹底を図っていく。