都立高校生とミネルバ大学の学生が文化交流を行いました~ミネルバ大学との連携協力第1弾~
- 更新日
令和7年10月31日
教 育 庁
都立高校生とミネルバ大学の学生が文化交流を行いました
~ミネルバ大学との連携協力第1弾~
東京都教育委員会は、「新たな教育のスタイル」の確立に向けて、革新的な教育モデルを展開するミネルバ大学と連携協力に関する協定を締結し、教育活動の更なる発展に向けた連携を推進しています。
このたび、連携の第一弾として、令和7年10月31日に、都立高校生とミネルバ大学の学生との交流事業を実施しました。
実際の交流では、双方とも活き活きと目を輝かせながら、お互いの文化を学ぶとともに、同世代の共通の話題で盛り上がるなど、これからのグローバル化の明るい未来を感じさせる、良い交流となりました。
本取組以外でも、グローバル人材の育成のため、都立高校生の海外派遣研修や海外の高校生の受入事業など、様々な取組を実施しています。
今後も、ミネルバ大学との連携事業等、都立高校生に充実した学びの機会を提供していきます。
(※ミネルバ大学とは、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコに本部を置く私立大学で、The World University Rankings for Innovation (The WURI)「世界で最も革新的な大学ランキング」において、2022年から4年連続で1位を獲得。全講義オンライン授業の少人数アクティブラーニング、100か国近い国々から学生が集っている大学です。)
都立高校生が、多様な国や地域から入学しているミネルバ大学の学生と直接交流することにより、多様な文化に対する理解の深化、多文化共生社会の実現に向けた意識の涵養、自身の将来を考える契機とするとともに、海外留学等への関心・意欲の喚起を図る。
※東京都教育委員会では、都立高校生を対象としたグローバル人材の育成を図るため、多種多様な事業(都立高校生海外派遣・次世代リーダー育成道場・海外大学留学支援・海外高校生受入等)を展開しています。
| 交流プログラム① | 交流プログラム② | |
| 日時 | 令和7年10月31日(金) 午後3時~午後5時 |
令和7年10月31日(金) 午後2時~午後5時 |
| 場所 | ・TKP新宿西口カンファレンス センター |
・都立青山高等学校 ・都立園芸高等学校 ・都立工芸高等学校 |
| 参加人数 | ・都立高校生海外派遣研修 「アメリカ・イギリスコース」 参加生徒 56名 ・ミネルバ大学の学生 28名 |
・都立青山高等学校 約200名 ・都立園芸高等学校 約140名 ・都立工芸高等学校 約180名 ・ミネルバ大学の学生 60名 |
| 主な交流 内容 |
〇事業概要説明 〇生徒・学生自己紹介 〇自国紹介(クイズ形式) 〇アイスブレイク 〇意見交換・質疑応答 〇生徒・学生による挨拶 等 |
〇事業概要説明 〇ミネルバ大学の学生紹介 〇生徒による歓迎の挨拶 〇自国紹介 〇授業体験 〇部活動紹介・部活動体験(陶芸・華茶道・盆栽等) 〇日本文化体験(書道) 〇キャンパスツアー 〇質疑応答 等 |
(1)都立高校生
・「今日のこの交流の経験が海外大学に進学する視野が広がることに繋がった。」
・「他の国の考え方やアプローチの多様性に触れ、海外との繋がりを感じるとともに新しい発想を生む力になると実感した。」
・「将来海外でアートの仕事をしたいと思っていたので、素晴らしい体験となった。」
・「他国の学生と接し、文化や価値観の違いを感じ、視野を広げる貴重な機会となった。」
・「海外研修で身についた話す時のジェスチャーの習慣が活かせた。」
(2)ミネルバ大学の学生
・「高校生が自分の好きな趣味を探求している姿が印象的だった。」
・「高校生が世界のあらゆることに関する基本的な知識を持っていたので、すぐに本質的な話をできたことが印象的だった。」
・「社会課題に関心が高く、解決しようとしていたことに驚いた。」
・「テクノロジー関連に焦点を当てた教育が多い中、人にとって大切な「農業」を学べることが新しい発見だった。」
本件は、「2050東京戦略」を推進する事業です。
戦略03 教育「世界で活躍するグローバル人材の育成」