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令和4年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査について

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公開日:令和4年(2022)6月23日
最終更新日:令和4年(2022)6月28日

教育庁

東京都教育委員会は、令和4年度東京都立高等学校入学者選抜における学力検査(令和4年2月21日実施)を受検した者を対象として調査を実施しました。

この度、この結果がまとまりましたので、お知らせします。

1 目的

  • (1) 令和4年度東京都立高等学校入学者選抜における学力検査問題の出題の基本方針に基づき東京都教育委員会が作成した学力検査問題(以下「共通問題」という。)を受検した者について、その学力の実態を把握する。
  • (2) 各教科・各問の正答及び誤答を分析し、その結果を中学校、義務教育学校及び高等学校に提供することで、各学校における教科指導の改善に資する。

2 内容

第一次募集・分割前期募集(令和4年2月21日実施)において、全日制高等学校を志願し、共通問題により学力検査を受検した者について、次の調査を実施した。

  • (1) 全数調査による教科別の平均点及び得点分布
  • (2) 抽出調査による各教科の小問・大問正答率

3 結果(概要)

教科(右)
項目(下)
国語 数学 英語 社会 理科
教科別受検者数 33,919人 33,918人 33,704人 37,950人 37,950人
教科別実施校数 152校 152校 151校 161校 161校
教科別平均点 68.8点
(72.5点)
59.0点
(53.3点)
61.1点
(54.1点)
49.2点
(54.6点)
61.4点
(47.8点)

(注) 教科別平均点欄の( )内は、令和3年度入学者選抜学力検査における各教科の平均点である。

グラフ

4 指導の改善の視点(概要)

(1)国語:
 漢字の知識及び技能を習得する学習、叙述を基に登場人物の言動の意味や理由、心情やその変化について考える学習、文脈に即して理解する学習や筆者の主張を正確に捉える学習、筆者の主張の要点を示す語句を抜き出してまとめる学習、対談や文章を要約する学習を行うなどの指導の充実を図ること。
(2)数学:
 既習事項に関連付けて考える場面を設けた学習、問題文から条件を読み取り立式する学習、推論の過程を根拠に基づき相手に分かりやすく伝える学習、正確に分かりやすく表現する能力を一層高める学習、空間における図形の位置関係を捉えたり空間図形を平面図形に帰着させて考えたりする学習を行うなどの指導の充実を図ること。
(3)英語:
 必要な情報、概要、要点を捉える力を高める学習、「聞くこと」と「書くこと」、「読むこと」と「書くこと」等の技能を統合した言語活動に取り組み、既習事項の定着を図る学習、対話の流れや登場人物の考えを把握し本文のあらすじや主人公の心情を把握する力を高める学習、幅広い表現の定着を図る学習を行うなどの指導の充実を図ること。
(4)社会:
 基礎的・基本的な地理的技能を身に付けて地域的特色を理解する学習、世界の歴史を背景に各時代の特色を踏まえて理解し、歴史的事象を多面的・多角的に考察し、事実を正確に捉える学習、考察したことについて適切に表現する力を身に付ける学習を行うなどの指導の充実を図ること。
(5)理科:
 探究の過程を通して検証計画を立案し、観察・実験の結果を分析して解釈する学習、基礎的・基本的事項の知識及び技能の定着を図るとともに、既習事項や観察・実験の結果、複数の事物・現象等を関連付けて考察する学習を行うなどの指導の充実を図ること。
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お問い合わせ

教育庁都立学校教育部高等学校教育課入学選抜担当
電話:03-5320-6745
メール:S9000011(at)section.metro.tokyo.jp
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お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。

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