東京都立高等学校入学者選抜における東京都中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)結果の活用について
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教育庁
【特設ページ】中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)
都立高等学校入学者選抜において、令和5年度入学者選抜(令和4年度実施)から東京都中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)の結果を活用し、英語4技能のうち「話すこと」の能力をみることは、令和3年9月に公表しているところです。
この度、ESAT-J不受験者の扱いについて新たに定め、既に公表した内容と共に、改めてお知らせします。
1 ESAT-J結果の都立高等学校への提出について
中学校は、ESAT-J結果として提供を受けた6段階の評価を、生徒の調査書に記載する。調査書は、生徒の志願先の都立高等学校へ提出する。
2 ESAT-J結果の都立高等学校入学者選抜における活用区分について
ESAT-J結果は、第一次募集・分割前期募集において活用する。
(エンカレッジスクール、チャレンジスクール、英語学力検査を実施しない学校は対象外)
3 評価の点数化について
都立高等学校では、AからFまでの6段階で提出された評価を、次の表のとおり、20点満点の点数として取り扱う。
ESAT-J結果(評価) | A | B | C | D | E | F |
都立高等学校で取り扱う点数 | 20点 | 16点 | 12点 | 8点 | 4点 | 0点 |
4 総合得点への加算について
都立高等学校では、学力検査の得点と調査書点の合計(1000点満点)にESAT-J結果の点数を加え、総合得点を算出する。
5 不受験者の扱いについて
ESAT-J不受験者については、都立高等学校入学者選抜において不利にならないように取り扱う。
(1) 不受験者とは、次のア又はイに該当する者とする。
- ア 東京都の公立中学校等に在籍する者のうち、ESAT-J実施日(予備日を含む。)に、インフルエンザ等に罹患した者、学校保健安全法第19条により中学校長が出席停止の措置を行った者及び受験者本人の責めによらず、やむを得ない理由(病気で入院、交通事故により負傷等)により受験することができなかった者
- イ ESAT-J実施日時点で、東京都の公立中学校等に在籍していないため、ESAT-Jを受験していない者(私立中学校在籍者、他県中学校在籍者 等)
(2) 不受験者については、「仮のESAT-J結果」を次のとおり算出する。
- 英語学力検査の得点で順位を決め、不受験者と英語学力検査の得点が同じ者のESAT-J結果を「3 評価の点数化について」に基づいてそれぞれ点数化し、その平均値により、不受験者の「仮のESAT-J結果」を求める。
- その際、平均値が18点以上はA、14点以上18点未満はB、10点以上14点未満はC、6点以上10点未満はD、2点以上6点未満はE、2点未満はFとする。
左の表では、英語の学力検査の得点が同じ者のESAT-J結果はAが3名、Bが5名、Cが2名であり、平均値は16.4点となるため、不受験者の「仮のESAT-J結果」はBになる。
なお、詳細は別紙(PDF:188.1KB)のとおりとする。