令和5年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告について
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教育庁
東京都教育委員会は、本年5月に「令和5年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会」を設置して、令和4年度入学者選抜の検証を行う中で、これまでの入学者選抜方法の成果と課題を明らかにするとともに、令和5年度入学者選抜以降の改善策等について検討してきました。
この度、別添のとおり「令和5年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告書」を取りまとめたので、お知らせします。
なお、報告書の概要及び東京都教育委員会の今後の取組は、以下のとおりです。
1 報告書の概要
項目 | 概要 |
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(1) 新型コロナウイルス感染症に係る主な対応 |
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(2) 学力検査に基づく選抜の改善 | <男女別定員制の緩和>
<中学校英語スピーキングテスト結果の活用>
<分割募集>
<日本国籍を有するが、日本語指導が必要な受検者に対する措置>
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(3) 入学者選抜における合否判定の点検 |
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(4) 再発防止・改善策に基づく採点・点検の取組 | <マークシート方式の導入による採点誤りの再発防止>
<相互点検>
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(5) その他の制度 | <入学者選抜出願に係る提出書類の様式>
<インターネットを活用した出願>
<文化・スポーツ等特別推薦>
<不正行為への対応>
<在京外国人生徒対象(特別枠)の選抜方法>
<島しょに所在する高等学校への応募資格>
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2 東京都教育委員会の今後の取組
上記の報告を踏まえ、本年9月に、令和5年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目で詳細を定める。
令和5年度入学者選抜においても、新型コロナウイルス感染症対策について、感染の状況に注視し、様々なケースを想定した上で、対応策について検討を引き続き進めていく。
また、男女別定員制の緩和やインターネット出願など前年度と変更がある場合は、改善の趣旨や変更点について、中学校、高等学校及び関係機関に対する周知を徹底するとともに、中学生や保護者に対しても十分な周知を行っていく。
記事ID:031-001-20240815-010070