都立高等学校における個人情報に関わる事故について(第2報)
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教育庁
令和4年9月14日に発表した、都立狛江高等学校における個人情報等の紛失に関しまして、個人情報の漏えいが発生したことが判明しましたのでお知らせします。
関係の皆様には、多大な御迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます。今後、再発防止を徹底してまいります。
1 事故の概要
都立狛江高等学校主任教諭が、担任しているクラスの生徒及び保護者等に関する個人情報が記載されている「生徒個人カード」40人分が綴じられたファイルを紛失した。
その後、同カード32人分が学校外で発見された。残る8人分は発見されていない。
2 漏えいした個人情報(生徒個人カードに含まれる主な項目)
- (1) 生徒に関すること
氏名、性別、生年月日、現住所、出身中学、通学方法 など - (2) 保護者に関すること
氏名、現住所、緊急連絡先 - (3) その他
希望する進路、学校への要望 など
3 事故の経緯【下記(1)から(3)までは令和4年9月14日に発表済みの内容】
- (1) 9月1日(木曜日)午前11時頃、クラス担任である主任教諭は、欠席生徒への連絡のため「生徒個人カード」を使用しようと、担任しているクラス40人分の「生徒個人カード」が綴じられたファイルを、保管していた自身の執務机の引き出しから取り出そうとしたところ、引き出しの中に当該ファイルが見当たらないことに気が付き、副校長に報告した。
- (2)9月1日(木曜日)から9月11日(日曜日)まで、全教職員が校舎内外全ての場所を捜索したが、当該ファイルは見付からなかった。
なお、当該主任教諭は同ファイルを校外に持ち出していない。 - (3) 9月13日(火曜日)、保護者説明会を開催し、経緯の説明を行うとともに謝罪を行った。
- (4) 9月19日(月曜日・祝日)午前7時50分頃、警察から、同カード21人分が多摩川の河川敷で発見され届けられたと連絡があった。その後、現地で捜索を行うなどした結果、合計32人分の同カードを回収した。残る8人分は現在も捜索中である。
- (5) 9月20日(火曜日)午後4時頃、学校は警察に被害届を提出した。
4 学校及び教育委員会の対応
- (1) 生徒及び保護者への説明及び謝罪
9月21日(水曜日)、保護者説明会を開催し、経緯と今後の対応についての説明を行った。 - (2) 再発防止について
今後、当該校においては、警察の捜査に協力するとともに、「生徒個人カード」をはじめ個人情報の管理状況を確認の上、施錠できる棚に保管し、使用する際には使用簿に使用状況を記載するなど再発防止策を教職員に周知する。
都教育委員会は、全都立高等学校長に対して、個人情報の取扱い等について再度周知・徹底を図っていく。
記事ID:031-001-20240815-010072