都立学校生の海外派遣機会の拡充について
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東京都教育委員会では、海外と東京の高校生同士の交流等を通して、異文化を理解し、多文化共生社会の実現に向けた意識を醸成するとともに、他者と協働して世界的な課題の解決に取り組む姿勢を育むため、今年度、新たに3つの海外派遣事業に取り組んでいます。
1 専門高校海外派遣
専門高校の学びに関連した海外での取組や技術を視察し、自らの学びをよりよい社会づくりに結び付ける機会とする。
(1)工業コース アラブ首長国連邦(UAE)
ドバイで建設中の世界最大級廃棄物処理発電施設
ドバイ郊外(スワイハン)の世界最大級太陽光発電施設
(2)工業・商業コース オーストラリア連邦
期 間 | 令和5年3月中旬 |
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参加生徒 | 30名(葛西工業高校・荒川工業高校・第三商業高校・大田桜台高校・千早高校 から各校3名、中野工業高校2名、芝商業高校6名、工芸高校7名) |
活動内容 | 水素エネルギーエコシステム等を視察予定 |
(3)農業コース ニュージーランド
2 オリパラ教育の継承
オリンピック・パラリンピック次期開催都市パリへの派遣
2024年オリンピック・パラリンピックパリ大会を見据えて、対象校の代表生徒によるパリでの交流活動を通じ、東京都のオリパラ教育の理念や取組をパリ大会に継承する。
期 間 | 令和5年1月30日(月曜日)から令和5年2月3日(金曜日)まで |
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参加生徒 | 27名(白鷗高校、忍岡高校、飛鳥高校、桜修館中等教育学校、立川国際中等教育学校、南多摩中等教育学校から各校4名、葛飾ろう学校、中央ろう学校、立川学園から各校1名) |
活動内容 | 生徒によるプレゼンテーション、パラスポーツや文化をテーマにした交流等 |
次期開催都市のパリ市内
3 多文化共生推進
(1)アラブ首長国連邦(UAE)派遣
日本とUAEの外交樹立50周年に当たる令和4年を契機に、都立学校として中東地域で初めてとなる相互交流を開始し、両国の高校生交流を通じて、次世代の多文化共生を一層推進する。
世界一高い人工建造物ブルジュ・ハリファ
(参考)【フォトニュース22.8.8】高校生によるUAEとの交流をスタート
(2)東京体験スクール(受入れ)
学校内外で生きた国際交流の場を創出し、都立学校生の国際感覚を醸成するとともに、留学生が東京の多様な魅力を体験できる機会を提供する。
参加国 | カナダ、オーストラリア連邦、ニュージーランド、アラブ首長国連邦(UAE) |
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期 間 | 令和4年12月12日(月曜日)から令和4年12月16日(金曜日)まで |
受入校 | 立川国際中等教育学校、南多摩中等教育学校、町田高校、三鷹中等教育学校 |
活動内容 | 授業体験、部活動体験等 |
書道を体験している様子
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教育庁グローバル人材育成部国際交流教育課国際教育事業担当
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