都立学校統合型校務支援システムの不具合について
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教育庁
都立学校で導入している統合型校務支援システムの不具合により健康診断データを喪失した事故が発生しましたので、お知らせします。
関係の皆様には、多大な御迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます。今後、再発防止を徹底してまいります。
1 概要
各都立学校では、生徒の健康診断情報等の保健情報を統合型校務支援システムで管理している。
健康診断情報等の保健情報管理で、複数の学校が同時に登録処理すると、自校のデータベースに登録すべきところ、プログラム不具合により同時に処理していた他校のデータベースに登録してしまう事故が発生した。なお、個人が特定されるデータは含まれておらず、情報の漏えいは起きていない。
2 経緯
令和7年4月30日、統合型校務支援システムの開発・運用の受託会社「東日本電信電話株式会社」(以下「受託会社」という。)から1に記載の不具合がある旨の報告を受領
令和7年5月7日、プログラムの不具合を解消
令和7年6月5日、受託会社が特定した誤登録された健康診断データ(対象102校)の復元作業を完了。
3 生徒への影響
上記復元作業の結果、生徒1名の健康診断データの一部(身長及び体重)が復元できなかったため、本生徒に対して経緯の説明を行うとともに謝罪を行った。
4 今後の対応
その他の健康診断データ等の点検を実施して、必要に応じて対応を行う。
記事ID:031-001-20250617-013907