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平成28年度第2回教育モニターアンケート 都立高校改革に関する都民意識調査

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最終更新日:平成29年(2017)3月23日

このたび、平成28年度第2回東京都教育モニターアンケート「都立高校改革に関する都民意識調査」の集計結果がまとまりましたので、お知らせいたします。

東京都教育委員会では、広く都民の皆様から御意見をいただき、今後の都立高校の充実に向けた検討の参考にさせていただくため、平成8年から5年ごとに都民の方に対して、都立高校に関する都民意識調査」を実施しています。

この度「都立高校に関する都民意識調査」に当たり、教育モニターの皆様にもご意見を頂き、今後の都立高校の充実に関する施策を検討する際に活用させていただくために実施しました。

1 アンケートの実施時期 平成28年11月

2 回答者数 100名中78名

3 回答率 78.0%

4 回答者属性

全体78名 100%

回答者属性(性別)
性別 人数
43人 55.1%
35人 44.9%
回答者属性(年齢層)
年齢層 人数
10代~20代 6人 7.6%
30代~40代 36人 46.2%
50代以上 36人 46.2%

問1 あなたご自身が在学中、あるいは卒業した高校は次のどれですか。

問1 回答内容
回答内容 人数
都立高校 15人
都内の私立高校 23人
他道府県の公立高校 24人
他道府県の私立高校 15人
高校を卒業していない 0人
その他 1人

問1円グラフ

問2 あなたは都立高校についてどのような印象をお持ちですか。

問2 回答内容
回答内容 人数
良い印象がある 17人
どちらかというと良い印象がある 30人
どちらとも言えない 23人
どちらかというと悪い印象がある 5人
悪い印象がある 1人
その他わからない 2人

問2円グラフ

問3 都立高校の印象は、それぞれどれに該当しますか。

問3 回答内容
  そう思う 多少そう思う どちらとも言えない あまりそう思わない そう思わない わからない
生徒の能力を伸長させている 13人 28人 23人 9人 3人 2人
様々なタイプの学校がある 43人 21人 7人 6人 0人 1人
進学実績が上がっている 18人 28人 22人 6人 1人 3人
生徒の能力に応じた授業を行っている 13人 28人 21人 12人 1人 3人
社会や時代の変化に対応した教育を行っている 11人 30人 22人 11人 2人 2人
生活指導が徹底している 3人 21人 34人 10人 7人 3人
いじめや非行が多い 6人 14人 27人 21人 5人 5人
生徒の進路志望の実現に力を尽くしている 11人 29人 21人 10人 4人 3人
学校行事や部活動が充実している 13人 27人 27人 6人 3人 2人
教員の質が高い 7人 13人 40人 12人 3人 3人

問3グラフ

問4 都立高校に特に期待することは次のどれか3つ選んでください。

問4 回答内容
回答内容 人数
基礎的・基本的な学力を身に付けさせること 46人
国際化や情報化など社会の変化に対応できる能力を身に付けさせること 33人
大学への進学を目指した学習を充実させること 21人
スポーツなどを通じ健康な心身を育むこと 9人
進学や就職など、それぞれの生徒の進路にあった指導を行うこと 34人
社会のルールをきちんと守れるようにしていくこと 33人
望ましい職業観・勤労観及び職業に関する知識や技能を身に付けさせること 13人
ボランティア活動などを通じ社会に貢献できる人材を育成すること 12人
部活動を充実させること 4人
授業や学習指導だけでなく学校行事を充実させること 10人
施設・設備を充実させること 5人
家庭で負担する教育費を低減させること 9人
その他 5人
わからない 0人

問4グラフ

問5 都立高校の生徒に対してどのような印象がありますか。

問5 回答内容
  そう思う 多少そう思う どちらとも言えない あまりそう思わない そう思わない わからない
ボランティアへの参加など社会性がある 10人 22人 31人 9人 2人 4人
自分の住む地域に愛着をもっている 11人 32人 21人 6人 2人 6人
規範に対する意識が高い 1人 20人 34人 11人 7人 5人
他人と良好な関係を築ける 4人 28人 33人 6人 3人 4人
国際感覚がある 2人 12人 28人 23人 9人 4人
安定志向がある 10人 27人 26人 7人 3人 5人

問5グラフ

問6 これからの都立高校はどうあるべきか、率直なご意見をお聞かせください。

  • 学校ごとの特色性を出して、学力や通学の便だけでは選びきれないような魅力ある教育の場を期待する。
  • 競争のない社会は成長がありませんので,どの都立高校に行っても同じではなく,各都立高校が特色を出して,強みを伸ばしていったらよいと思います。
  • 地域格差のない教育を提供する場であってほしい。
  • あくまでも学校教育の中での豊かな人間形成の育成を目的とした教育活動を柱とした上で、卒業後のビジョンを自ら持てるような職業観・勤労観や国際社会に向けての土台作りとした、生徒自らが将来を意識する教育活動を沢山取り入れていただきたい。
  • 高校へ進学したいと思う中学生が、できるだけ多く学べる高校であってほしいと考えます。社会に出てすぐに役立つようなことはさておき、人間としての向上心、忍耐力、広い視野などが身につく教育を目指してほしいと思います。
  • グローバリゼーションが進捗して、外国人との交流の機会が増加している。とはいえ、国際化の基本になるのは、自国(日本)の良さを知ることであり、そのため、日本の歴史、地理、社会などに精通できるように指導して頂きたい。
  • これからは国際化がさらに進むので英語以外の第二外国語を学ぶ機会も必要と思う。18歳からの選挙権になったことで、大人としての自覚をよく理解するように社会のルールを学ばせるべき。
  • 親の仕事の関係で、今は海外で暮らす子供たちが多いと思います。しかし、海外の国々は、日本のようにきめ細かい教育内容ではない場合が多いと思われます。そういう環境で何年間か生活した子供たちが帰国して日本での学校生活を始めるにあたっては、かなりマイナスの立場に置かれるのではないでしょうか。問題なのは、中学入試や高校入試で、帰国子女枠を設けている学校がそれほど多くないことです。特に都立の高校は、帰国子女枠のない所が殆どのため、子供たちはずっと国内で教育を受けた人たちと競争をしなくてはなりません。帰国子女が海外での暮らしで得たものはかなり大きいのに、それを生かせる進路が保障されないのは、問題だと感じます。入試時だけではなく、いつ帰国しても、都立の高校の生活が保障されるように制度を整えることが大切だと思います。これからますますグローバル化が進み、今以上に海外で仕事をする人々が増えると思われますが、その子女の教育の心配が伴うのなら、海外での仕事を断念することにもなることが懸念されます。それは、日本にとっても良いことではないと思います。 
  • 教師の質を高めること。社会人から人材を求めるのも良いと思います。自分の頭で考える、自立した子供を育てて行って欲しいです。
  • 学校ごと特色が出るよう工夫をし、学力の順位だけでない何かを出す。また、教員の多様化(外国の方で何か専門のある方や、民間経験者の雇用)など質を図ること。
  • 教諭、講師といったいわゆる教員ではなく、サポート部門の職員を増やして、教育活動に幅を広げたほうが良い。その職員は、教員のお手伝いではなく、あるプログラムを実施するためのスタッフであることが望ましい。また、博物館・美術館等の教育施設との連携を進めたほうが良い。
  • やはり私立高校と比べてしまいますので、私立を上回る魅力がほしいと思います。それには、やはり進学実績をもっと上げていってほしいと思います。本当は施設の充実もはかってほしいと思いますが、そのようなことができる予算がないのは仕方のないことなのだとあきらめています。部活動や行事も一生懸命やりつつ、学業も充実していけるような指導もやっていってほしいと思います。家庭の経済状況を顧みても、わが子は都立高校に行ってほしい思いはありますので、都立に行っても、誇りをもって卒業できるような指導をしていってほしいと思います。
  • 私立高校との競争ではなく、都立高校しかできない何かを追及するのもひとつかなと思いました。例えば、都立の強みとして、東京都が運営する施設への訪問、職業体験など。
  • 進学実績をさらに向上させるべき。
  • 四年生大学の進学実績が年々上がってきている都立高校も増えていて、様々な学科もあり、都立高校は昔とは変わってきていて、大変良いと思います。やはりこの経済状況の中で、都立高校を目指す生徒が年々増えてきていて、不合格者も出てしまい、入りたくても入れない生徒が多いので、もっと募集人数を増やすなど、入りたい生徒が入れるように、考えて欲しいと思います。学力が下の学校になってしまうと、四年生大学進学が難しい学校もあるので、そのような学校でも、生徒の希望をかなえられるような取組を学校でもしっかりできたら、いいと思います。
  • 大学受験に対しての手厚いサポートをお願いしたい。
  • 私自身が在学していた当時も現在も、都立高校の使命は生徒の学力伸長であると考えます。そのためには、教師の資質の向上、校舎等の施設、学習機材の等の設備の充実が必要になってきます。国際感覚を育成したり、日常生活のおける社会規範の涵(かん)養等は従たるものであって、これらが主目的になるものではないと考えます。
  • 時代が変わると共に教育の場も大変かとは思いますが、学力だけではなく、大人になった時に当たり前のことがあたりまえにでき、判断ができる常識力を身につける教育が大切だと思います。
  • 少子高齢化を踏まえた取組として、ボランティアとしての社会貢献を授業に組み込むべき。
  • 色々な経験をさせ、進路を自分で考えるようにしていくことを期待します。大学に行くことだけが正解ではなく、自分を活かせるものを見出す機会を増やして頂きたいと思います。
  • 都立高校も学校により学力が大きく異なると感じています。それぞれの学校の生徒の将来に対する希望に基づき必要な学力や社会人としての基礎能力が付くような教育を期待します。また、生徒が自分の将来についてよく考え、それぞれの生徒が充実した人生が送れるようよく指導していただける高校であることを期待します。
  • 正直、なぜか良いイメージがないです。もっと、良さをアピールし、我が子を通わせたいと思わせる魅力の発信をしてほしい
  • 中高一貫校を増やすべき。
  • 社会へ進む前の人生においての進路、生き方を考える最も重要な高校生活を教育委員会・現場の教職員の指導のもとに育むようにあらゆる施策を講じていると私自身たいへん期待をしています。ただ一点、衛生環境を整備していただきたいです。洗面所・トイレ等の衛生管理を徹底的に行い、精神面を養う重要性もあると思います。学校によっては、かなり老朽化が進み、不衛生な印象も受けます。予算面もありますが、大規模な工事でもなくても、最近は安価なリフォームがあり、その点を勘案して先ずは3年間を過ごす青少年の重要な時期に、ただ知識、学力を高める為だけでなく、精神面、心身の健康を高めるためにも、たかがトイレ・洗面所等とお考えにならず、安心安全な施設整備を要望します。
  • 進路指導とあわせてより深い職業感、人間教育、生き方を考える場であってほしい。

お問い合わせ

教育庁総務部教育情報課広聴担当
電話:03-5320-6733 ファクシミリ:03-5388-1725
メール:S9000004(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
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