令和7年度 電気通信大学連携事業 「デジタルを活用したこれからの学び」プロジェクト
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大島町教育委員会及び国立大学法人電気通信大学と連携し、「デジタルを活用したこれからの学び」推進地区実践校である大島町立小・中学校において生成AIを活用した授業を実施いたしました。
本プロジェクトでは、生成AIを「答えを出す道具」としてではなく、自分の考えを広げ、試行錯誤を支えてくれる「思考のパートナー」として活用することで自立した学習者の育成することを目的としています。授業では最新のテクノロジーを「文房具」のように使いこなし、自ら学びを作り出していく子供たちの姿が見られました。
1 参加者の声
(1) 【児童・生徒】
「自分のしたいことを決めて生成AIを使えた。」
「どうすれば自分が思い描いていたものができるかを考えることができて、自分で考える力が身に付いた。」
「自分で考えてもわからないところを生成AIに聞くことでできることが増えた。」
(2) 【教職員の視点】
「子供たちの反応がよく、授業の後も活用していました。自ら進んで試作を進めるなど、主体的に取り組む様子が見られました。」
「生成AIを活用することで『試作→修正→改善』という学びのプロセスを経験できていました。正解がなく、無限に可能性を広げることのできる問いに粘り強く取り組んでいました。」
(3) 【電気通信大学 教授による講評】
「驚くほどの発想力と実装力でアイデアを形にしている発表があった。適切に試行錯誤を積んで、高い質のゲーム・ツールを作成できる様子が見られた。」
「生成AIに曖昧な指示を与えるのではなく、合理的にみて妥当な粒度の指示を与えられる力が発揮されていた。」
2 今後の展望
今後は以下のような取組を通じて、本プロジェクトでの成果を基に「これからの学び」をさらに深めてまいります。
(1) 【学びの広がり】
授業で学んだ生成AIの有効な活用方法を、他教科の学習や修学旅行・移動教室の計画作成といった学校行事など、学校生活や日常の様々な場面へと広げていきます。
(2) 【環境の最適化】
デジタルを活用した学びをよりスムーズに行えるよう、デジタルツールの導入検討やインフラ環境の整備を継続的に行います。
(3) 【成果の共有と発信】
子供たちが作り上げた成果物のアーカイブ化等を検討するとともに、電気通信大学との連携を継続し、本プロジェクトのモデルを広く発信していきます。
本プロジェクトの詳細をまとめた「実施報告書(PDF)」、及び授業の様子を伝える「紹介動画」を掲載しております。ぜひ御確認ください。
電気通信大学連携事業 実施報告書
3 企画&マネージャー
プロジェクト企画:教育庁大島出張所副所長 岡本 知暁
プロジェクトマネージャー:教育庁大島出張所指導主事 鈴木 健吾
※ 本プロジェクトへの取材・御質問・御相談は下記連絡先まで御連絡ください。