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令和8年度 台湾との国際交流事業「オンラインでつながる世界と島しょ地域」

更新日

 東京都教育庁大島出張所では、東京都国際交流コンシェルジュ及び大島管内の小・中学校と連携し、台湾(桃園市立中山國民小学)の児童とのオンライン国際交流事業を実施いたしました。

 本事業では、言語運用のみにとらわれず、「伝えたい・知りたい」という気持ちを大切にしながら、オンライン会議アプリを世界とつながる身近なツールとして活用する主体的・協働的な学びの実現を目指しました。画面越しに身振り手振りの工夫や手描きのイラストなどを活用しながら、笑顔でコミュニケーションを図り、異文化への関心を高めていく子供たちの生き生きとした姿が見られました。

1 児童アンケート(n=64)

交流の楽しさ:肯定回答 86%(とても楽しかった 42%、少し楽しかった 44%)
     
→オンラインを通じた異文化交流を楽しみ、親しみを持つことができました。

 気持ちが伝わった実感:肯定回答 78%(とてもそう思う 23%、少しそう思う 55%)
      →言語の違いを超えて、工夫してコミュニケーションを取る実感を得ました。

 相手・海外を知りたい気持ち:肯定回答 78%(とてもそう思う 31%、少しそう思う 47%)
      →相手国の文化や生活様式に対する探究意欲が高まりました。

 海外・語学学習への意欲:肯定回答 88%(とてもそう思う 52%、少しそう思う 36%)
      →今後の外国語(英語)学習や国際理解に対するモチベーションが向上しました。

⑵今回のオンライン交流体験は、子供たちにとって一過性のイベントではなく、次のステップに向けた自発的な探究・交流意欲を多角的に引き出す機会となったということがアンケートから伺えます。
 今後、新しくやってみたい交流として最も多くの回答を集めた「学校や文化に関する動画・クイズでの紹介(27名)」や「給食・清掃等の日常の共有(18名)」は、子供たちが自らの身の回りの生活や地域文化の価値を捉え直し、相手にわかりやすく伝えたいという主体的・表現的な学びへと高まっていることを示しています。
 また、「相手に島へ来てほしい(24名)」「実際に現地へ行って交流したい(21名)」という回答が上位を占めました。画面越しでのコミュニケーションの成功体験が契機となり、直接会って言葉を交わしたい、友達になりたいというグローバルマインドの芽生えへとつながりました。

⑶その他、プロジェクト参加校の教員からは、「普段ほとんど自ら発言しない子供が、他国の子供とコミュニケーションを取る場面では英語で積極的に発言しており驚いた」といったコメントもいただきました。子供の世界が広がることで、自己肯定感が上向くきっかけとなった事例として理解しています。

2 今後の展望

本事業での成果と児童のアンケート結果を踏まえ、今後も島しょ地域の国際理解教育をより一層推進してまいります。

⑴    【交流スタイルの多様化】

 アンケートで要望の多かった「小グループ・1対1での会話」「作品・メッセージカードの交換」「学校生活の相互紹介」など、児童のニーズに応じた多様なアプローチを検討します。

⑵    【伴走型支援ネットワークの定着】

 東京都国際交流コンシェルジュ等の外部専門機関との連携・調整体制を定着させ、管内全校の教員が安心して国際交流に取り組めるサポート体制を強化します。

⑶    【「島しょDX」を生かした環境整備】

 安定したネットワーク環境とデジタルの活用を基盤とし、島しょ地域ならではの地理的条件を強みに変え、誰もが日常的に世界とつながるグローバル学習を推進します。

 

本プロジェクトの詳細をまとめた「実施報告書(PDF)」を掲載しております。ぜひ御確認ください。

3 企画&マネージャー

プロジェクト企画:
教育庁大島出張所副所長 岡本 知暁
 
プロジェクトマネージャー:
教育庁大島出張所指導主事 大曽根 雄太
教育庁大島出張所指導主事 馬渕 奈央人
教育庁大島出張所指導主事 鈴木 健吾

※    本プロジェクトへの取材・御質問・御相談は下記連絡先まで御連絡ください。

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