令和7年度 オンラインセミナー

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第1回

1 実施年月日

 令和7年7月24日(木)午後1時30分から午後4時00分まで

2 講師

 墨田区立文花中学校 副校長 古賀 隆一郎 氏

3 内容

(1)    講義・演習:「デジタルを活用した『主体的・対話的で深い学び』の理論と実践」

 オンライン掲示板アプリを活用した演習や「児童・生徒主体の動詞・ICT」の視点から授業を振り返ることを通して、「主体的・対話的で深い学び」の理論と実践について御教授いただきました。

(2)    グループ協議

 4知識タイプ、6認知過程で構成された授業分析ツール「タキソノミー・テーブル」を使って、授業をデザインしました。

4 研修後の受講生の声

・    「主体的・対話的で深い学び」の授業改善に向けて、分析方法を学ぶことができた。
・    タキソノミー・テーブルを用いた授業開発や改善が有効であると分かった。

第2回

1 実施年月日

 令和7年7月28日(月)午後1時30分から午後4時00分まで

2 講師 

 国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センター 総括研究官

 文部科学省初等中等教育局 児童生徒課 生徒指導調査官 戸上 琢也 氏

3 内容

(1)講義・演習:「支える」生徒指導による魅力ある学校づくりの推進~「絆づくり」、「居場所づくり」の視点から不登校の未然防止を考える~

 いじめやいじめ重大事態の定義、不登校の現状について御教示いただくとともに、「チーム学校」による生活指導に係る未然防止とこどもの発達を「支える」生徒指導、学習指導と生徒指導の一体化による魅力ある学校づくりについて、取組事例を交えながら御講義いただきました。

(2)グループ協議

 所属校または担当する学年、学級における生活指導に係る現状と課題を踏まえ、2学期以降の実践アイデアを考えました。

4 研修後の受講生の声

・    特別な対策をすること以上に、日頃からの声がけや小さな変化に気付く姿勢が大切なのだと改めて気付かされた。
・    子どもたちが学校の場で有意義に気持ちよく過ごすためには、学校にも絆と居場所がある必要があると感じた。

第3回

1 実施年月日

 令和7年7月30日(水)午後1時30分から午後4時00分まで

2 講師 

 国士館大学 教育学初等教育専攻 教授 神野 幸隆 氏

3 内容

(1)講義:総合的な学習の時間-地域人材を活用する探究的な学習-

 探究(問題解決型の学習)が求められている背景について御教示いただくとともに、総合的な学習の時間における学習過程(課題の設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現)について、小学校4年生の実践を交えながら御講義いただきました。

(2)グループ協議・演習

 2学期からの総合的な学習の時間に実践できる「地域人材を活用した探究学習プロジェクト」のアイデアを具体的に検討し、デザインしました。

4 研修後の受講生の声

・    「やりたいこと」「できること」「意義のあること」といった観点で、課題設定をする必要があると学んだ。
・    教師がきっかけづくりをし、学ぶための環境整備はしながらも、学びを子供に委ねていきたいと感じた。
 

記事ID:031-001-20250922-014642