障害のある受検者に対する配慮

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都立高校入学者選抜では、障害のある志願者が受検する場合、学力検査、小論文(作文)、面接等において、検査方法、検査時間及び検査会場等についての配慮を申請することが可能です。

受検上の配慮の例

障害のある受検者に対する配慮として、以下のような事例があります。
実際に行う配慮の内容は、在学する中学校等で受検者が現在受けている配慮の内容を十分参考にしながら、受検者の状況に応じ、個別に決定します。

障害等の内容 受検上の配慮(例)
視覚関係 問題用紙・解答用紙の拡大
拡大鏡等の持込み
聴覚関係 補聴器の持込み
英語リスニングテストでの座席の配慮(スピーカーの近くなど)
面接等における筆談(メモ、ホワイトボードの使用など)
発達障害 別室受検
検査時間の延長
問題用紙・解答用紙へのルビ振り
ICT機器の使用
記号選択式での受検
肢体不自由 介助者の同行
家族による送迎
車いすの使用
エレベーターの使用
その他、疾病、怪我などに関するもの 医療用器具(インスリン注射、吸入器等)の持込(糖尿病、喘息等)
飴、チョコレートなどの補食品の持込(糖尿病、低血糖等)
松葉杖(骨折)
タオル、ハンカチの持込、手袋の着用(多汗症)    等

申請手続

所定の申請書により、志願先の都立高校へ事前に申請します。申請は、在学する中学校を通して行いますので、中学校の先生と相談してください(現在中学校に在学していない場合は、中学校を通さず申請します。志願先の都立高校に問い合わせてください。)。
都立高校への申請時期は、例年、12月中旬頃となっています。
令和8年度入学者選抜では、令和7年12月19日までの提出としています。

【申請の流れ】

申請の流れ

(参考)令和8年度入学者選抜における申請様式
学力検査等実施上の配慮申請書Word

記事ID:031-001-20241112-011374