最終更新日:令和2年(2020)6月1日
東京都教育委員会では、教職員による体罰、わいせつ行為等の非行に対しては、学校教育の信頼を失わせる行為として、懲戒処分をもって厳正に対応してきました。しかし残念ながらこうした非行は後を絶たず、その数は年々増加の一途をたどっています。
こうした状況を踏まえ、教職員の更なる自覚を促し、服務規律の徹底を図るため、このたび、多くの非行事例に対応した処分量定を示すとともに、処分量定の決定や加重する際の考え方を明らかにしました。
以上のほか、適宜、非違行為後の対応等も含め、総合的に考慮のうえ判断するものとする。
表の処分量定は、あくまでも標準であり、個別の事案の内容や処分の加重によっては、表に掲げる処分量定以外とすることもあり得る。
また、下に掲げられていない非違行為についても、懲戒処分の対象となり得る。
非行の種類 | 処分の量定 | ||
---|---|---|---|
体罰等 |
|
免職 | |
|
停職 減給 |
||
|
戒告 | ||
|
停職 減給 戒告 |
||
児童・生徒へのいじめ |
|
免職 停職 |
|
|
減給 戒告 |
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性的行為、セクシュアル・ハラスメント等 |
|
免職 | |
児童・生徒に対する性的行為等 |
|
免職 | |
|
免職 停職 |
||
|
減給 戒告 |
||
保護者に対する性的行為等 |
|
免職 停職 減給 |
|
|
減給 戒告 |
||
職場におけるセクシュアル・ハラスメント等 |
|
免職 停職 |
|
|
停職 減給 |
||
|
減給 戒告 |
||
一般の者に対する性的行為等 |
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停職 減給 戒告 |
|
パワー・ハラスメント |
|
免職 停職 減給 |
|
|
停職 減給 |
||
|
停職 減給 戒告 |
||
公金公物の横領等 |
|
免職 | |
|
停職 減給 戒告 |
||
|
減給 戒告 |
||
収賄、供応等 |
|
免職 | |
|
免職 停職 減給 戒告 |
||
勤務態度不良 |
|
減給 戒告 |
|
|
停職 減給 戒告 |
||
|
免職 停職 |
||
|
停職 減給 |
||
欠勤 |
|
免職 | |
|
停職 | ||
|
減給 | ||
|
戒告 | ||
秘密の漏えい |
|
免職 停職 |
|
個人情報の不適切な取扱い |
|
停職 減給 戒告 |
|
|
減給 戒告 |
||
|
免職 停職 減給 戒告 |
||
職場のコンピュータ不正利用 |
|
停職 減給 戒告 |
|
違法な職員団体活動 |
|
停職 戒告 |
|
交通事故 | 飲酒運転での交通事故 |
|
免職 |
|
免職 停職 |
||
飲酒運転以外での交通事故 |
|
免職 | |
|
免職 停職 |
||
|
減給 戒告 |
||
悪質な交通法規違反 |
|
免職 | |
|
免職 停職 |
||
傷害・暴行 |
|
免職 停職 |
|
|
減給 戒告 |
||
強盗、恐喝、窃盗、横領、詐欺、麻薬・覚せい剤・危険ドラッグ等の所持・使用、占有離脱物横領、器物損壊 |
|
免職 | |
|
停職 減給 |
||
無許可の兼業・兼職 | 教科書・教材等の作成に関するガイドライン違反 |
|
停職 |
|
減給 | ||
|
戒告 | ||
上記以外 |
|
停職 減給 戒告 |
|
監督責任 |
|
停職 減給 戒告 |
教育庁人事部職員課服務担当
電話:03-5320-6798 ファクシミリ:03-5388-1729
メール:S9000013(at)section.metro.tokyo.jp
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