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免許法認定通信教育(特別支援教育関係)の受講支援

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公開日:令和5年(2023)8月25日
最終更新日:令和6年(2024)5月21日

受講支援の概要

東京都教育委員会は、教員の特別支援教育の専門性を向上させる観点から、大学が開設している特別支援教育関係の講座のうち、免許法認定通信教育(※)の講座の受講を支援(受講費用を補助)しています。

※「免許法認定通信教育」とは

一定の教員免許状を有する現職教員の方が、上位の免許状や他の種類の免許状を取得しようとする場合に、大学の教職課程によらずに必要な単位を修得するために開設されている通信教育の講座(文部科学省認定)です。

各受講支援事業の概要

現在、以下の3種類の受講支援事業を設けております。概要は以下のとおりですが、補助対象要件等の詳細については、各要綱を御確認ください。

 1 発達障害の特別支援教育に係る単位修得費用補助事業

発達障害の可能性のある児童・生徒は、通常の学級を含め、あらゆる学校・学年・学級に在籍していると考えられます。このことを踏まえ、全教員を対象に、発達障害に関する理解を深め基本的な知識を習得できる講座の受講について支援します。

対象者 都内公立学校(小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校)教員
(注)特別支援学校教員は、より高い専門性が求められるため、後掲「3」の事業が対象
事業の概要 東京都教育委員会が指定する発達障害関連の講座(※)を受講し、単位を修得した者に対し、受講費用(原則として、入学料及び授業料の全額)を補助します。
※ 現在、放送大学の「特別支援教育総論」を指定しています。

 2 知的障害の特別支援教育に係る単位修得費用補助事業

特別支援学級に在籍する児童・生徒が増加する中、担当教員の特別支援教育の専門性を向上させる観点から、特別支援学校教諭免許状の取得を促進しています。本事業では、免許状取得の前段階として、知的障害関連の講座(1科目)の受講について支援します。

対象者 都内公立学校の特別支援学級(知的)の担当教員
事業の概要 東京都教育委員会が指定する知的障害関連の講座(※)を受講し、単位を修得した者に対し、受講費用(原則として、入学料及び授業料の全額)を補助します。
※ 現在、放送大学の「知的障害教育総論」を指定しています。

 3 免許法認定通信教育の受講費用補助事業

東京都教育委員会は、特別支援学校及び特別支援学級の教員の特別支援教育の専門性を向上させる観点から、特別支援学校教諭免許状の取得を促進しています。特に、特別支援学校の教員は、原則として特別支援学校教諭の免許状を有することが求められております。本事業では、免許状の取得に必要な科目の受講について支援します。

対象者 都内公立学校(特別支援学校)教員又は都内公立学校(小学校・中学校・義務教育学校)特別支援学級(特別支援教室を含む。)の授業を担任する教員。ただし、教員として3年以上の実務経験を要する。
事業の概要 東京都教育委員会が指定する特別支援教育関連の講座(※)を受講して単位を修得し、特別支援学校教諭の免許状を申請・取得した者に対し、受講費用(原則として、入学料及び授業料の全額)を補助します。
※ 現在、放送大学の「特別支援教育基礎論」「知的障害教育総論」「肢体不自由児の教育」「特別支援教育総論」を指定しています。

対象講座の受講方法

放送大学が開設している講座は通信教育によるものであり、インターネットで講義の視聴や課題提出、単位認定試験の受験ができます(自宅で完結)。

受講方法は「放送授業」と「オンライン授業」があり、科目ごとに受講方法が分かれております。各科目の受講方法については、放送大学のホームページをご確認ください。

【 放送授業の例、放送大学のサイトから引用 】

「授業番組(BSテレビ・ラジオ、インターネット)」と「印刷教材(テキスト)」の2つで学習を進め、「通信指導」を提出し「単位認定試験」を受験することで、単位の修得をめざします。

《学習方法》

  • 授業番組の視聴による学習と、大学から届く印刷教材(テキスト)による学習を進めます(1科目につき授業番組は45分×15回、印刷教材は15章)。
  • 通信指導の提出期間中に一度、通信指導問題を解いて解答を提出(Webまたは郵送)。
  • 学期末に単位認定試験を受験(Web試験)。合格すると単位修得となります。

【 オンライン授業の例、放送大学のサイトから引用 】

講義の視聴・課題提出など全てインターネット上で学習を進め、単位の修得をめざします。

《学習方法》

  • 学生専用サイトの受講科目のページで課題提出日や小テスト締切日を確認しておきます。
  • 視聴メモ(レジュメ)や動画を見て受講します。小テストやレポート、ディスカッション等の課題をこなしていきます。全8回(1単位)の科目と、全15回(2単位)の科目があります。
  • 提出した課題により成績評価が行われ、合格すると単位修得となります。

受講支援の申請方法

実際に大学の講座を受講する前に申請手続を行い、東京都教育委員会から承認を受ける必要があります。募集は学期に合わせて年2回あり、学校長を経由して申し込む必要がありますので、御留意ください。

以下は標準的な日程ですので、参考にしてください。実際の日程は前後することがあります。

  前期日程 後期日程 備 考
募集開始 1月下旬 7月上旬 東京都教育委員会から区市町村教育委員会や都立学校長宛てに、募集を行う旨、通知します。
応募締切 2月下旬 8月下旬 申請は、区市町村教育委員会(及び学校長)や都立学校長を経由して行います。
対象者決定 3月 9月  
受講開始 4月(前期) 10月(後期) 大学への受講手続は、本人が直接行う必要があります(大学の手続期限は、概ね前月中旬)。
単位修得 8~9月 2~3月  
補助金申請 10月 3月  
補助金受領 12月 5月  

事業実施要綱(参考)

関連サイト(リンク)

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お問い合わせ

東京都教育庁人事部選考課免許担当
電話:03-5320-6788
メールアドレス  S9000017(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
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