令和4年度 第1回食育研修
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令和4年8月24日(水曜日)に、食育を担当する教職員、学校栄養職員等を対象に、第1回食育研修を実施しました。
【テーマ】
コロナ禍における新たな食育の実践について
内容
(1)講演
「コロナ禍における新たな食育の実践について」
講師 東久留米市立第九小学校 栄養教諭 松本 恭子 先生
(2)情報共有・グループワーク
- [1] 情報共有
議題:各所属における食育の実践内容及び課題について - [2] グループワーク
議題:2学期以降の指導実践内容の検討について
研修当日の様子
今年度は、東久留米市立第九小学校 栄養教諭 松本恭子先生をお招きし、御講演をいただきました。コロナ禍において給食時間は黙食指導となり、各学校の教職員、栄養職員は生きた教材である給食を用いた食育の推進に苦慮している状況でした。そこで、黙食を利用した食育動画による食育の実践について松本先生に御指導いただきました。紹介していただいた動画の内容は食材の生産者から送られたメッセージ、当日の給食室の調理の様子等、子供はもちろん大人も学ぶことができる興味深いものでした。
また、情報共有・グループワークでは、職種、所属の異なる受講者で班を編成し、所属の取組や課題についての情報交換、2学期以降の取組内容について、活発に意見交換をしている様子でした。
今回の研修は食育を進めるための多くのヒントを得ることができる、実りのある内容となりました。
第2回食育研修では今回検討した指導内容の実践報告をしていただきます。
受講者の感想
- ICTを活用した食育の実践を見ることができ、とても参考になった。
- コロナ禍で給食指導を実践していなかったが、コロナ禍だからできないのではなく、黙食を有効に活用して指導していきたいと思った。
- 食育の授業をする際は「教える」のではなく「知る、楽しむ」ということを子供たちが感じる内容にしなければと思った。
- グループワークを行ったことで、給食センター(栄養職員)と学校がより連携できるきっかけとなった。
記事ID:031-001-20240814-006200