とうきょうの教育 第132号 小学校版
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東京都教育ビジョン(第5次)を策定!
東京都教育委員会は、このビジョンに基づき、学校、家庭、地域、区市町村、関係機関等、皆様と力を合わせ、実行力のある取組を推進していきます。
1「東京都教育ビジョン」の位置付け
- 都教育委員会が定める施策展開の基本的な方針(計画期間:令和6年度~令和10年度)
- 都知事が定めた「東京都教育施策大綱(令和3年3月)」と基本的な方針を共有
→ 5年間の施策展開の方向性を示した、全ての教育関係者の「羅針盤」
東京都教育ビジョン(第5次) まずは本編の内容をわかりやすくまとめた「よくわかる!教育ビジョン」をご覧ください。
2「未来の東京」に生きる子供の姿、東京の目指す教育
学校、家庭、地域、区市町村、関係機関等が連携して、「東京の目指す教育」を推進することにより、「未来の東京に生きる子供の姿」を実現していきましょう。
◆「未来の東京」に生きる子供の姿◆
- 自らの個性や能力を伸ばし、様々な困難を乗り越え、人生を切り拓いていくことができる
- 他者への共感や思いやりを持つとともに、自己を確立し、多様な人々が共に生きる社会の実現に寄与する
◆東京の目指す教育◆
- 誰一人取り残さず、すべての子供が将来への希望を持って自ら伸び、育つ教育
関係機関等:地域、学校、家庭、区市町村
3 第5次ビジョンの特徴
✔3本の柱を設定
✔12の「基本的な方針」を設定
✔読みたくなる、使いたくなるビジョン
→本編のダイジェスト版「よくわかる!教育ビジョン」も作成
以下、柱2「誰一人取り残さないきめ細かな教育の充実」の一例をご紹介
強化のPOINT
学校とのつながりが全くない子供をなくし、一人ひとりの状況に応じた支援を強化します。
【方針8】子供たちの心身の健やかな成長に向けたきめ細かいサポートの充実
不登校児童・生徒への支援の充実
チャレンジクラス(不登校対応校内分教室)を設置/校内の別室に支援員を配置/不登校対応巡回教員を配置
学校等と全く関わりをもてていない子供が約800人存在
学校における働き方改革を進めています!
- 都教育委員会は令和6年3月に「学校における働き方改革の推進に向けた実行プログラム」を策定しました。
- 教員の長時間勤務を減らし、授業準備や子供たちと向き合うための時間を確保するため、学校における働き方改革の推進に、ご理解・ご協力をお願いします。
外部人材の活躍
小学校1~3学年における副担任相当の業務を担い、担任を補佐する外部人材(エデュケーション・アシスタント)が活躍しています。
DXの推進
家庭向け連絡アプリの活用や宿題のデジタル化、AI型教材の導入など、各区市町村でもDXを推進しています。
教員の負担軽減
小学校高学年(5,6年)へ専科教員を加配し、一人の教員が多くの授業を担当する学級担任制から各教員が教科を分担して授業を行う教科担任制の仕組みへ転換することで、専門性の高い教科指導や複数の教員による多面的・多角的な児童理解、教員の負担軽減を推進しています。
保護者の皆様にお願いしたいこと
働き方改革は、教員が毎日元気に子供たちと接し、一人一人に目配りできるようにするなど、子供たちへの教育活動を充実するためのものです。学校において様々な改革を進めることで、大きな変化を伴うこともありますが、ご理解のほど、よろしくお願いします。
教員の勤務時間
8時15分~16時45分(学校によって異なります)
皆さんのご理解とご協力をお願いします。
- 学校への連絡は、勤務時間中にお願いします
- 目的に応じて、学校行事の統合・縮小等を進めています
- 休日の場合など、地域行事に教員が参加できないこともあります
- 夏季休業期間の学習教室やプール指導の見直しを行っています
実行プログラムはこちら➡
未来へつなぐ部活動改革
生徒がスポーツ・文化芸術活動に継続して親しめることを目指して
- 生徒数の減少で、中学校の部活動の数も減少
- 専門的な指導ができる先生は、約半数
→ 中学校に参加したい部活動がない! 指導を受けられない!
生徒の期待にこたえる活動を実現
これからの実施方法
【地域連携】 学校で運営・実施
地域人材を活用するとともに、複数の学校で実施
【地域移行】 地域の様々な団体で運営・実施
クラブ・企業・大学等が主体となった地域クラブ活動で実施
- 顧問の先生の異動等に関わらず、継続的に専門的な指導が受けられるようになることが期待されます。
- 通学する学校の部活動に無かった様々なスポーツ・文化芸術活動に参加できるようになることが期待されます。
- 都内全ての公立中学校等で、地域や学校の実態に応じて、段階的かつ可能な限り早期に実現していきます。
「学校部活動及び地域クラブ活動に関する総合的なガイドライン」及び「学校部活動の地域連携・地域移行に関する推進計画」を掲載しています。
#だから都立高
一人ひとりが自分に合った都立高を選ぶきっかけとなるサイト
東京都教育委員会は、「だから都立高」というキャッチフレーズのもと、
あなたが都立高を選ぶきっかけとなる魅力を発信していきます。
だから都立高 東京都教育委員会 ホームページ
都立工科高校ドリーム・フェスタ2024を開催します!
都立工科高校の魅力を発信するイベント「都立工科高校ドリーム・フェスタ」を開催します。 全ての工科高校が参加し、各学校の特色や工科高校の取組を知ることができるイベントです。 ものづくりやデジタル技術に興味・関心がある小中学生や保護者の方の参加をお待ちしています!
開催日時
令和6年7月28日(日曜日)10:00~ 17:00
会場
新宿住友ビル 三角広場「都庁前駅」直結、「新宿駅」徒歩8分、「西新宿駅」徒歩4分
入場
無料
会場内には工科高校生が製作した作品が多数展示されています。
また、工科高校で学ぶことができるものづくりやデジタル技術を実際に体験することができます。
特設ステージでは、工科高校生とともに、著名人や人気タレントが工科高校の魅力をたっぷりお伝えします!
お笑い芸人みやぞん
右:工業高校出身声優
久保田 未夢
イベント専用ページはこちら→
事前予約をしていただくと、当日スムーズにご入場いただけます。
問合せ先
都立学校教育部 高等学校教育課 都立高校改革推進担当 電話:03-5320-6749
東京都公立学校で子供たちの成長に携わってみませんか?
教員免許をお持ちの方はこちら▼
臨時的任用教員
正規教員の育児休業等により欠員が生じた際に代替として任用業務内容は正規教員と同じです
▶ 常勤
▶ 給与は正規教員に準じます
- 教員免許をお持ちでない方も 臨時免許を取得し、授業ができる可能性があります
時間講師
正規教員以外に時間講師で対応する授業時間数が生じた際に任用され、授業・評価を担当します
▶ 週1~26時間(学校が求める時間数)
▶ 1時間1,900円(1年未満)
- 年数により報酬額は変動
正規教員
過去に都内公立学校で一定期間の教員経験がある方、「カムバック採用」等があります
▶ 教員免許を今後取得予定のある社会人方、「社会人特例選考」合格後に教員免許の取得が可能です
教員免許をお持ちでない方はこちら▼
スクール・サポート・スタッフ
先生たちに代わって資料作成や授業準備等を行います
▶ 1日5~6時間、週1~4日
▶ 時給1,200円程度(自治体により異なります)
エデュケーション・アシスタント
小学校1~3年生の学習・生活指導の補助、子供からの相談対応等、学級担任の補助をします
▶ 1日7時間程度、月16日程度
▶ 時給1,500円程度(自治体により異なります)
副校長補佐
▶ 1日5~7時間程度、月16日程度
▶ 時給1,500円程度(自治体により異なります)
学校のサポーター募集!TEPRO Supporter Bank
(公財)東京都教育支援機構が運営するTEPRO Supporter Bankでは、学校での活動を支援するサポーター(有期労働・パートタイム、有償・無償ボランティア)を募集しています。
おかしいな、モヤモヤするな、イヤだなと思ったら
おうちの人、先生、まわりの大人に教えてね
児童・生徒を教職員等による性暴力から守るための第三者相談窓口(そうだんまどぐち) 電話:070-3163-9003、080-9418-8245 月・火・木:午後(ごご)3時~6時、土:午前(ごぜん)9時~12時
3つの作戦で食中毒をノックアウト! ピカピカ ヒエヒエ アッアツ
身近にひそむ怖い存在、それが「食中毒」。気温が上がると気になりますよね。食中毒から自分を守る3つのポイントをご紹介します。
災害などで水が使えない場合はどうする?
「アツアツ作戦(やっつける)」を中心にして、できる範囲で「ピカピカ作戦(つけない)」を行います。そのためには、日頃からの備えが大事!みなさんのおうちでは、災害の時のための備え、していますか?
心のバリアフリー
今年も、ポスターコンクールを開催します!夏休みを利用して、お子さんと一緒に「心のバリアフリー」について考えてみませんか?たくさんのご応募お待ちしております
対 象
都内在住又は在学の小学4年生〜中学生
募集期間
令和6年7月~9月
詳 細
HPをご覧ください。
東京都 心のバリアフリーHPはこちら
話してみませんか? あなたの心配
東京都教育相談センターの相談窓口
気軽に相談ください
幼児から高校生相当年齢の方を対象に、ご本人や保護者のどちらかの方からも相談をお受けしています。
教育相談一般・東京都いじめ相談ホットライン
いじめ、友人関係、家族関係、不登校、子育ての悩みや不安、発達障害、 ヤングケアラーに起因する問題等
フリーダイヤル24時間対応 0120(53)8288
来所相談
【平日】9時〜18時
【毎月第3土曜日(8月は第4土曜日)】9時〜17時
事前に上記の電話番号でお申し込みください
スマートフォン向けアプリ「こころ空模様チェック」から「東京都いじめ相談ホットライン」に電話をかけることができます。
ダウンロードはホームページ「考えよう!いじめ・SNS@Tokyo」から
高校進級・進路・入学相談
都立高校への進学・転学・編入学、高校中途退学等
【平日】9時〜21時 【土日祝日】9時〜17時
03(3360)4175
来所相談
【平日】9時〜17時 事前に上記の電話番号でお申し込みください。
通訳を介した外国人児童・生徒の高校等進路・教育相談
英語、中国語、韓国・朝鮮語の通訳を介し、教育相談一般、高校進級・進路・入学相談に対応
フリーダイヤル
教育相談一般
0120(53)8288
【毎週金曜日】 13時〜17時
高校進級・
進路入学相談
03(3360)4175
【毎週金曜日】 13時〜17時
メールによる教育相談
- ホームページをご利用ください。
保護者対象 学校問題解決サポートセンター
都内の公立学校(幼稚園、認定こども園を含む)と保護者や地域住民との間で生じた問題で、解決困難な場合に御相談をお受けし、学校等への相談の仕方等、解決に向けた助言を行っています。
【平日】9時〜17時
03(3360)4195
応援します!新しい一歩 青少年リスタートプレイス
高等学校を中途退学した方、高等学校での就学経験のない方、小学校・中学校で不登校の状態にある方やその保護者を支援します。
詳しくはこちら ▶
思春期サポートプレイス講演会
不登校やひきこもりの状態にある子供の保護者対象(都内在住・在学・在勤の方)
不登校や引きこもりの状態にある子供の学校復帰、社会参加や社会的自立に向けて、共に考える場として、講演会を行います。
【第2回】10月19日(土曜日)午後2時~午後4時30分
【第3回】1月26日(日曜日)午後2時~午後4時30分
詳しくはこちら ▶
SNS等であなたの心配、気軽に相談してみませんか?
〈都内在住・在籍の小学生、中学生及び高校生相当年齢の方から〉
友達、恋愛、いじめ、家族、進路などに関する相談
問合せ先
電話 03(3360)4181
教育相談一般・東京都いじめ相談ホットライン 以外は、閉庁日・年末年始を除きます。