とうきょうの教育 第133号 小学校版
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笑顔と学びの体験活動プロジェクト
「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」は子供たちの豊かな心の育成につながるよう、都内の学校を対象に、5つの領域の体験活動の機会を提供しています。
約270の体験プログラムから各学校が希望する体験活動を実施しています。
5つの領域
実施事例
品川区立宮前小学校 デフ※アスリートによる講話と競技体験
- 「デフ(Deaf)」とは、英語で「耳がきこえない」という意味です。
児童は、初めて出会うデフアスリートに、少し緊張していましたが、来年、東京で開催される夏季デフリンピック競技大会の説明を受けたり、デフアスリート(陸上競技)と一緒にスタートの体験をしたりすることを通して、陸上競技に親しむだけでなく、障害やデフリンピック、手話への理解も深めました。また、デフアスリートに直接教わった手話を、その場で実践しながら、コミュニケーションを積極的にとっていました。「『障害もその人の個性』という言葉に、障害のある人に対する見方が変わった」「デフリンピックのことを知ることができてよかった」「実際に体験もできたのがとても嬉しかった」「スタートランプなどいろいろと工夫がされていてすごいなと思った」「来年のデフリンピックを見たくなった」などの感想が児童から寄せられました。
町田市立南第二小学校 オーケストラの鑑賞・体験
映画「天空の城ラピュタ」より「君をのせて」など、児童にもなじみのある曲目をプロが間近で演奏してくれました。児童は、生の楽器の音色を鑑賞し、演奏が終わるたびに大きな拍手を送っていました。演奏を聴くだけでなく、演奏に使われている楽器の紹介や代表児童による指揮体験もありました。指揮をしている児童の雄姿を鑑賞している間、他の児童は、指揮者のように曲に合わせて手を振る姿も見られ、体全体で音楽を感じ、楽しんでいました。また、オーケストラの伴奏で校歌も歌いました。元気な歌声が体育館に響き渡り、貴重な機会に「オーケストラで校歌を歌った!」と興奮気味に話す児童の姿が見られました。「演奏を聞いて、音楽がもっと好きになった」「知っている曲が多くあり、楽器に興味を持った」「もっといろいろなことをがんばりたいと思った」などの感想が児童から寄せられました。
- 中学校・高等学校・特別支援学校でも、各学校が希望する体験活動を実施しています
見て、体験しよう!身近にある文化財
東京文化財ウィーク 2024
身近な文化財に触れ、東京の歴史や文化を楽しんで学ぼう
特別公開
10月26日(土曜日)から11月4日(月・休)
ふだん公開していない文化財を、上記期間中に特別公開!
企画事業
10月1日(火曜日)から11月30日(土曜日)
文化財めぐりや特別展などの文化財関連イベントを実施
親子で楽しめる文化財イベント
(1) 初めての海苔つけ体験
(大田区・大森 海苔のふるさと館)11月23日(土・祝)、11月30日(土曜日)要申込!
昭和中期まで大田区で行われていた方法で、乾海苔づくりの作業を体験!
(2) 紙すき教室
(北区・紙の博物館)毎週土・日曜日
牛乳パックをもとに再生した原料から、オリジナルはがきを作成!
会場のある飛鳥山公園の一角は、渋沢栄一が住んでいた場所で、渋沢ゆかりの文化財や史料館もあります。
(3) 特別公演 相模流里神楽-萩原由郎社中-
(板橋区・旧粕谷家住宅)11月3日(日・祝)
今年3月に東京都の文化財になった「相模流里神楽」の記念公演。築300年の古民家で、江戸時代から続く里神楽を見てみませんか。キッチンカーも出店します!
(4) レプリカをつくろう
(国分寺市・おたかの道湧水園)11月3日(日・祝)要申込!
武蔵国分寺跡資料館が所蔵する瓦や土偶、尖頭器などの小さなレプリカを1つ選んでつくります。
(5) 人形劇公演「星の王子様」
(小金井市・小金井 宮地楽器ホール)11月2日(土曜日)要申込!
名勝小金井(サクラ)名勝指定100周年記念事業。東京都指定無形文化財「糸あやつり」結城座の人形劇。小金井市内の小学生も人形遣いで出演します。
(6) 森田家まつり
(清瀬市・旧森田家主屋)11月17日(日曜日)
市指定文化財の建物の中で紙芝居を開催!
★ 他にも、通年公開している文化財は多数! HPをご覧ください。
国指定重要文化財
旧前田家本邸 洋館(目黒区・駒場公園)入館無料
イギリス、チューダー様式の建物
昭和4年(1929)竣工
[休館日 月・火(祝日除く)公開時間 9時〜16時]
問合せ先
地域教育支援部管理課文化財保護担当 電話:03-5320-6862
江戸東京博物館スマートフォンアプリ「ハイパー江戸博」
江戸東京博物館が提供する、江戸東京の暮らしや文化、 歴史を学べるコンテンツ「ハイパー江戸博」!
本アプリは、江戸東京博物館の学芸員と、ゲーム制作を専門とするクリエイターが共同で開発し、 アドベンチャーゲームのような楽しみ方と収蔵品の学習機能を兼ね備えています。
アプリに隠された収蔵品はそれぞれ100点。すべて学芸員の解説付きです。
第一弾江戸両国編、第二弾明治銀座編に続き、 今年4月にリリースした第三弾「日本橋繁昌記 江戸のお金編」では 江戸時代の日本橋の街並みに隠された収蔵品を探しながら、 お金や商売のしくみを体験できます。
縄文時代を体験してみよう! 都立埋蔵文化財調査センター
都立埋蔵文化財調査センターでは、多摩ニュータウン遺跡群から出土した縄文時代の土器や石器を中心に、地域の歴史を学ぶことが出来ます。
体験コーナーでは復元した道具を自分の力で動かしながら昔の技術を体験いただけます。
隣接する遺跡庭園「縄文の村」では、復元された住居や当時の植生から縄文時代の村を再現し、当時の暮らしを体感することができます。
- 東京文化財ウイーク期間中は、東京都指定文化財である瓦(多摩ニュータウンNo.513 遺跡出土)の特別展示を行います。
入場料金
入場無料
開館時間
9時30分~17時00分
- 遺跡庭園「縄文の村」は11月から2月まで16時30分閉園
問合せ先
〒206-0033 多摩市落合1-14-2
電話:042-373-5296
都立知的障害特別支援学校における職業教育について
職業教育とは、仕事をするために必要な力や気持ちをはぐくむ教育です。
東京都は、将来仕事をするために職業教育を専門的に学ぶ、就業技術科・職能開発科という学科を、都内12 校の都立特別支援学校(知的障害)高等部に設置しています。
1年生から実際の会社において働く経験を繰り返し行い、将来に向けてじっくり準備をします。 これまでに多くの先輩たちが夢を実現し、社会で活躍しています。
1年生
短期インターンシップを通して、自分自身を理解し、職種を知ります。
2年生
企業現場等での現場実習を通して、自分の適性を見つけ、学びたい職種を見つけます。
3年生
より長期の現場実習を経験し、就労に必要な実践的な能力や態度を身に付けます。
企業に就労し、社会に貢献できる人材に!
就業技術科・職能開発科の時間割の例(1年生)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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HR | HR | HR | HR | HR | |
1 | 情報 | 職業に関する専門教科 | 社会 | 職業に関する専門教科 | キャリアガイダンスの時間 |
2 | 社会 | 国語 | 数学 | ||
3 | 理科 | 職業に関する専門教科 | 保健体育 | 職業に関する専門教科 | 保健体育 |
4 | 数学 | ||||
給食・昼休み 栄養士によるカロリー計算された自校調理給食を提供します。 |
|||||
5 | 外国語 | 職業に関する専門教科 | 家庭 | 職業に関する専門教科 | 音楽/美術 |
6 | 国語 | ||||
7 | 職業 | 職業に関する専門教科 | LHR | 職業に関する専門教科 | 理科 |
HR | HR | HR | HR | HR | |
部活動・委員会活動等 |
●登校
公共交通機関などを利用して一人で通学します。
職業に関する専門教科
情報、国語
●1学級10名できめ細やかな指導
●放課後
将来の余暇活動にもつながる多彩な部活動・委員会活動を行っています。
●就業技術科・職能開発科についてもっと知りたい方は こちらからどうぞ!
問合せ先
都立学校教育部特別支援教育課(特別支援教育推進室)
電話:03-5228-3433
参考URL: https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/special_needs_school/
私立中学校等の授業料負担を軽減します
私立中学校等授業料軽減助成金は、都内に居住し私立中学校等に通う生徒の授業料に対する助成制度です。
申請により、年額10万円を上限に支援します。
- 令和6年度から所得制限を撤廃しています。
- 給付型のため返済不要です。
問合せ先
公益財団法人東京都私学財団 電話:03-5206-7808
共生社会障害理解啓発キャラバン
みんなで描こう!共生社会 TOKYO2024
障害のある人もない人も、共に支えあいながら豊かに暮らせる社会とは?
その実現のため、今あなたにできることはなんだろう?…このイベントに参加して一緒に考えてみましょう!
開催日・会場
キャラバン第1弾
イオンモールむさし村山 1階 センターコート
9月28日(土曜日)/10月19日(土曜日)
各日 前半13時00分~ 後半14時00分~
キャラバン第2弾
サンシャインシティ噴水広場(アルパB1)
11月2日(土曜日)/12月7日(土曜日)
各日 前半13時00分~ 後半14時00分~
入場無料・事前申込不要|手話通訳・要約筆記 ヒアリンググループ
主催
東京都
イベントコンテンツ
人気タレントと楽しく学ぼう!スペシャルステージ
デフアスリートあるあるトークショー
みんなのコメントがイラストに!グラレコライブ
- タレント・アスリートは開催日によって異なります
● 特設サイトはこちら
https://www.tokyo-ksc.metro.tokyo.lg.jp
問合せ先
Tokyo共生社会障害理解啓発キャラバン事務局
電話:070-3340-8032(平日:10時00分~17時00分 ※12時00分~13時00分除く)
ネット・スマホ利用の危険から子どもを守りましょう
東京都で行った、青少年のスマホ利用等に関する保護者を対象とした調査で次のことが分かりました
「知らない人と直接会ったり」、「顔やからだの写真や動画を送ったり」する人が増えています。
保護者の方へ
お子さんがトラブルにあわないよう、保護者の方がお子さんのネット・スマホの利用をサポートし、守ってあげてください。
各家庭でのルール作りやフィルタリングの設定をお勧めします!
ルールの例
SNSでのやり取りは家族と学校の友達だけにする。 スマホで嫌なことがあったらすぐ相談する。
フィルタリングとは
危険なサイトへのアクセス制限やアプリのダウンロードを制限するなどの機能があります。
子どものネットやスマホに関する相談は「こたエール」へ
東京都が運営するインターネットトラブル相談窓口です。
相談無料!秘密は守ります!保護者の方からの相談もOK!
自転車の安全を学べるアプリ「輪トレ」配信中!
都内の自転車事故は増加傾向!
都内における自転車事故は増加傾向にあり、また自転車側に何らかの違反があった割合については、令和5年は7割を超えました。
被害者にも加害者にもならないために、 自転車のルールやマナーを正しく理解し、みんなで遵守していきましょう。
いつでも手軽に自転車ルールを学べる「輪トレ(りんトレ)」
合格者限定の各種特典
アプリ上で合格証が発行されると、シェアサイクルや都の文化施設、自転車販売店等で割引サービスを受けられる各種特典を用意しました。詳細は右記二次元コードよりホームページをご確認ください。
【利用方法】右記二次元コードからApp StoreまたはGoogle Playストアにアクセスし、アプリをダウンロードしてください。アプリは無料で利用可能です。
【多言語にも対応】英語版、中国語版(簡体字・繁体字)、韓国語に対応しています。
【担当】東京都生活文化スポーツ局都民安全推進部総合推進課計画調整担当 電話:03-5388-3123
令和6年全国家計構造調査
全国的な家計のいまを把握する国の重要な調査です。
実施期間
10月・11月
問合せ先
東京都総務局統計部社会統計課 電話:03-5388-2554
話してみませんか? あなたの心配
東京都教育相談センターの相談窓口 気軽に相談ください
幼児から高校生相当年齢の方を対象に、ご本人や保護者のどちらからも相談をお受けしています。
教育相談一般・東京都いじめ相談ホットライン
いじめ、友人関係、家族関係、不登校、子育ての悩みや不安、発達障害、ヤングケアラーに起因する問題等
フリーダイヤル24時間対応 0120(53)8288
来所相談
【平日】9時〜18時
【毎月第3土曜日(8月は第4土曜日)】9時〜17時
事前に上記の電話番号でお申し込みください。
スマートフォン向けアプリ「 こころ空模様チェック」から「東京都いじめ相談ホットライン」に電話をかけることができます。
ダウンロードはホームページ「考えよう!いじめ・SNS@Tokyo」から
高校進級・進路・入学相談
都立高校への進学・転学・編入学、高校中途退学等
03 (3360) 4175
【平日】9時〜21時【土日祝日】9時〜17時
来所相談
【平日】9時〜17時 事前に上記の電話番号でお申し込みください。
通訳を介した外国人児童・生徒の高校等進路・教育相談
英語、中国語、韓国・朝鮮語の通訳を介し、教育相談一般、高校進級・進路・入学相談に対応
フリーダイヤル教育相談一般 0120(53)8288
【毎週金曜日】13時〜17時
高校進級・進路入学相談 03(3360)4175
【毎週金曜日】13時〜17時
メールによる教育相談
東京都教育相談センター メールによる教育相談 https://e-sodan.metro.tokyo.lg.jp/mail/
- 東京都教育相談センター ホームページをご利用ください。
保護者対象 学校問題解決サポートセンター
都内の公立学校(幼稚園、認定こども園を含む)と保護者や地域住民との間で生じた問題で、解決困難な場合に御相談をお受けし、学校等への相談の仕方等、解決に向けた助言を行っています。
03(3360)4195
【平日】9時〜17時
応援します!新しい一歩 青少年リスタートプレイス
高等学校を中途退学した方、高等学校での就学経験のない方、小学校・中学校で不登校の状態にある方やその保護者を支援します。
思春期 サポートプレイス講演会
不登校や引きこもりの状態にある子供の学校復帰、社会参加や社会的自立に向けて、共に考える場として、講演会を行います。
不登校やひきこもりの状態にある子供の保護者対象(都内在住・在学・在勤の方)
【第2回】10月19日(土曜日)午後2時~午後4時30分
会場 都立多摩図書館 講師 臨床心理士
【第3回】1月26日(日曜日)午後2時~午後4時30分
会場 東京都教育相談センター 講師 児童精神科医
SNS等であなたの心配、気軽に相談してみませんか?
〈都内在住・在籍の小学生、中学生及び高校生相当年齢の方から〉
友達、恋愛、いじめ、家族、進路などに関する相談
問合せ先
電話 03(3360)4181
教育相談一般・東京都いじめ相談ホットライン以外は、閉庁日・年末年始を除きます。