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起業創業ラボ/DAY1「未来に起こることを想像する」を実施しました

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公開日:令和3年(2021)8月16日
最終更新日:令和3年(2021)8月16日

※プログラムの運営上、初期のスケジュールを一部変更いたしました。

 内容

  • 日時:2021年7月22日(木曜日)9時30分から15時00分まで
  • 参加人数:35名

概要

今回は「未来に起こることを想像する」というテーマで、トレンド情報から「未来のキザシ」を考察し、仮説を検証するために行うインタビュー準備を実施しました。

未来を考える

はじめに、前回のオリエンテーションで紹介された事例を踏まえて、ビジネスアイデアを生み出す思考法についての解説がありました。現在世の中で起きている困りごとに対して、視野を拡げて新しい方法を掛け合わせてビジネスアイデアを創出する、という考え方が伝えられました。その上で、DAY1では、最新のトレンド情報を収集・整理することで視野を拡げ、未来探究を体験するという説明がありました。ファシリテーターからは「起業はチーム戦であるととらえ、一人の天才に頼るのではなくチームで有機的に働きかけ合うことを大切にして欲しい」、「アイデアを持ち寄って膨らませ、意見を交わし合うことを大事にして欲しい」ということが伝えられました。

未来のキザシをみつける

本セッションでは、現在考えられる課題から、それを解決する未来について考える活動に取り組みました。これから訪れる未来を感じさせる新しい考え方や技術を、本プロジェクトでは「未来のキザシ」と呼び、グループワークで「未来のキザシ」について話し合う時間を持ちました。まず、事前課題として収集してきたトレンドにまつわる情報の共有を行いました。各自調べてきたことを熱量高く共有しており、分からない言葉を互いに質問し合うなど活発なグループワークが行われていました。また、Google  JamboardやGoogleスライドなどのツールを駆使することで、画像や情報元のURLリンクなどをすぐに参照することができ、オンラインならではの良さも垣間見えました。

未来のキザシ

次に、共有された情報をもとに、似ているものを抜き出し、「未来のキザシ」を抽出する作業に取り組みました。ファシリテーターからは「情報のくくりかたに正解はないから、自分なりに考えてみてほしい」「未来がどうなっていくのかを想像することで、新しいキザシを創ることが大事」ということが伝えられました。各チームの「未来のキザシ」が整理できたところで、他のチームと共有する時間を持ちました。複数のチームで共通する話題が出ている部分がある一方で、チームごとに異なる着眼点で整理されており、参加者に発想の拡がりを与えていました。最後に、発想をより具体的なものにするために、アイデアワークシートを用いてグループワークを行いました。すでに設定されていた「誰が・何に困っているのか」という課題点を更に細かく想定し、これまでに整理してきた「未来のキザシ」を掛け合わせてアイデアを生み出す方法を実践しました。

未来のキザシ 未来のキザシ

ユーザーについて考える

DAY1最後のセッションでは、ユーザーインタビューおよびリサーチの準備をしました。この後実施するインタビューを通して、チームで想定した課題を検証し実態を掴むこと、それを踏まえてアイデアを整理していくことの大切さが伝えられました。グループワークでは、仮説を検証するために確認したいことを挙げ、そこから具体的な質問を考える作業に取り組みました。難しい思考作業であるため苦戦しているチームもありましたが、ファシリテーターからは「課題はまだ仮説の段階のため、インタビューの内容によっては新たな答えにたどり着く可能性もある」、「アイデアを出す過程は一度で最後まで終わるものではなく、様々な角度から少しずつ何度も進めていくもの」、「二者択一の回答になる質問よりも、相手に喋ってもらえる質問を考えよう」というアドバイスが伝えられました。
 この時間で準備したユーザーインタビューやリサーチは、事後課題として各チームで取り組んでいきます。

インタビュー
インタビュー

参加者の感想

  • 頭を使って、新しい視点や新しい技術を知れることができて、とても楽しかったです。
  • 自分のチームと他のチームのテーマが似ていても、チームごとの特色が現れていて面白かった。
  • アイデア出しって、意外と日常的にやらないなって気づいた。
  • 自分の可能性や世界を広げることができて、楽しみつつ行えたので良かった。
  • グループで色々なことを考える機会があり、自分にはなかった発想が多く出ていて楽しかった。
  • アイデアがなかなか出なくて難しさを感じた。普段は自分一人で考えることばかりで、人と共有したり深めたりしたことがないことに気が付いた。
  • 他のチームと前回よりも深く関われたので、より柔軟で多角的な思考力が身についた実感がありました。

お問い合わせ

教育庁指導部高等学校教育指導課
電話:03-5320-6845
メール:S9000023(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。

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