公開日:令和3年(2021)9月3日
最終更新日:令和3年(2021)9月3日
※プログラムの運営上、初期のスケジュールを一部変更いたしました。
今回は、「発表準備をする」というテーマで、最終発表会に向けたプレゼン準備を行いました。
はじめに、次回行われる最終発表会の形式について確認がありました。最終発表会では、4名の講評者をお迎えし、最優秀チームを決定します。ここでは、「全メンバーが話し手を担うこと」「発表順はランダムであること」という説明がありました。そのため各チームは、人前で話すことが得意な人に任せるのではなく、全員が協力すること、いつでも発表できるように準備を完了させておくことが求められます。ファシリテーターの「次回のこの時間には既に発表が始まっている」という一言で、参加者の表情が本番に向けて、更に真剣なものとなる瞬間がありました。
次に、前回のDAY3から使用している「アイデア定義シート」を使用しながら、ビジネスモデルを検討するワークに取り組みました。アイデアの形がまとまっていたチームも、いざビジネスモデルに落とし込むと、サービスの対象が想定していた顧客からずれているということに気付く場面がありました。ビジネスとして成立する相手と、自分たちが解決したい課題を抱えている相手が異なっているためだ、と議論がより深いものになっていきました。検討したビジネスモデルについて、ファシリテーターと対話する場面では、「これまで考えてきたサービスを誰に届けるのが最適なのか、みなさんの意思も踏まえて考えないといけない」と説明がありました。アイデアが形になりビジネスモデルに落とし込む段階に入っても、何度も原点に振り返り、思考を続ける重要性を参加者は体感していました。
最後に、プレゼンの参考となる動画を視聴した上で、プレゼン資料を更に細かく作成する活動に取り組みました。参考としたのは、令和元年開催の起業創業ラボの最終発表会で、とりわけ力強いプレゼンを行っていたチームの様子です。参加者はプレゼンの質が高いことに驚きつつも、具体的な例を見られたことでより一層プレゼンの準備に熱が入りました。ファシリテーターからプレゼン資料を構成する大項目と資料の作成手順について説明があり、チームごとに役割分担を決めて進めていきました。プレゼン準備をする中で、まだ詰めきれていないところに気づき、更に考えを出し合いながら進めていく姿が印象的でした。次回はいよいよ最終発表会です。
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