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起業創業ラボ/DAY4「発表準備をする」を実施しました

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公開日:令和3年(2021)9月3日
最終更新日:令和3年(2021)9月3日

※プログラムの運営上、初期のスケジュールを一部変更いたしました。

内容

  • 日時
    A日程:2021年8月19日(木曜日)9時30分 から 15時00分 まで
    B日程:2021年8月20日(金曜日)9時30分 から 15時00分 まで
  • 参加人数
    A日程:14名/B日程:18名

概要

今回は、「発表準備をする」というテーマで、最終発表会に向けたプレゼン準備を行いました。

最終発表会について確認する

はじめに、次回行われる最終発表会の形式について確認がありました。最終発表会では、4名の講評者をお迎えし、最優秀チームを決定します。ここでは、「全メンバーが話し手を担うこと」「発表順はランダムであること」という説明がありました。そのため各チームは、人前で話すことが得意な人に任せるのではなく、全員が協力すること、いつでも発表できるように準備を完了させておくことが求められます。ファシリテーターの「次回のこの時間には既に発表が始まっている」という一言で、参加者の表情が本番に向けて、更に真剣なものとなる瞬間がありました。

ビジネスモデルを検討する

次に、前回のDAY3から使用している「アイデア定義シート」を使用しながら、ビジネスモデルを検討するワークに取り組みました。アイデアの形がまとまっていたチームも、いざビジネスモデルに落とし込むと、サービスの対象が想定していた顧客からずれているということに気付く場面がありました。ビジネスとして成立する相手と、自分たちが解決したい課題を抱えている相手が異なっているためだ、と議論がより深いものになっていきました。検討したビジネスモデルについて、ファシリテーターと対話する場面では、「これまで考えてきたサービスを誰に届けるのが最適なのか、みなさんの意思も踏まえて考えないといけない」と説明がありました。アイデアが形になりビジネスモデルに落とし込む段階に入っても、何度も原点に振り返り、思考を続ける重要性を参加者は体感していました。

ビジネスモデル

ビジネスモデル

プレゼン準備

最後に、プレゼンの参考となる動画を視聴した上で、プレゼン資料を更に細かく作成する活動に取り組みました。参考としたのは、令和元年開催の起業創業ラボの最終発表会で、とりわけ力強いプレゼンを行っていたチームの様子です。参加者はプレゼンの質が高いことに驚きつつも、具体的な例を見られたことでより一層プレゼンの準備に熱が入りました。ファシリテーターからプレゼン資料を構成する大項目と資料の作成手順について説明があり、チームごとに役割分担を決めて進めていきました。プレゼン準備をする中で、まだ詰めきれていないところに気づき、更に考えを出し合いながら進めていく姿が印象的でした。次回はいよいよ最終発表会です。

プレゼン

プレゼン

参加者の感想

  • 自分は内気なタイプで、人前に出ることも得意ではなかったけど、初日に起業家の方が仰っていた「失敗を恐れるな」という話を思い出して、チームをより良くするために発言するように取り組むことができ、自分の学びになったと感じている。
  • 初対面の人とチームを組んで課題解決に取り組むことは大変だったけれど、少しずつ意見がまとまっていくところにとてもやりがいを感じた。言葉の表面よりも本質に目を向け、その人が何を伝えたいのか考えながら聞くこと、話すことが大事だと分かった。
  • 抽象的な内容を伝えることが難しかった。相手が理解できているか確認しつつ説明の仕方を変えたり、自分の中で考えを再度まとめてから話したりする工夫をしている。それが相手に伝わった時や相手の話を理解できた時に、達成感やチームの一体感などを得ることができた。
  • 知らなかった人や色々な考えを持った人たちと活動するため、意見が食い違ったり、感情が伝わらなかったりと苦労したこともあった。でも、そうした人と一緒に活動しているからこそ、今までなかった視点から物事を考えられるようになったり、新しい知識が増えていったりしていると思う。

お問い合わせ

教育庁指導部高等学校教育指導課
電話:03-5320-6845
メール:S9000023 (at)section.metro.tokyo.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。
 お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

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