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起業創業ラボ[通年型]/最終発表会を実施しました

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公開日:令和2年(2020)3月11日
最終更新日:令和2年(2020)3月11日

内容

●日時:2020年2月8日(土曜日)9時30分 ~ 15時00分
   ●参加人数:25名

概要

起業創業ラボの集大成である今回は「ビジネスアイデアを伝えてみる」というテーマで、各グループがこれまで練りあげてきたビジネスアイデアを、プレゼンテーション形式で発表しました。

プレゼンテーションに向けてアイデアを整理する

プレゼンテーション(以下「プレゼン」という。)本番の前に、準備の時間がありました。最終発表までの期間に、追加の情報収集やニーズの考察、そして発表資料の準備をインターネット等を使いながら進めていたので、この準備の時間で発表の練習をしていました。あるグループは、発表練習を通じて考察が弱い部分に気付き、その場でデータを補足していました。別のグループは、ファシリテーターにプレゼンを見てもらい、さらに強調して伝えるとより良くなる部分のフィードバックを受け、プレゼンを改善していました。このように各グループが、最後まで惜しむことなく準備に取り組みました。

プレゼンテーションの内容を考える

プレゼン前には、今回の講評者4名の紹介がありました。10分間でプレゼンし、7, 8分で講評者からの質問やコメントがありました。なお、プレゼンはチームメンバー全員が前に立つ形式で実施し、全ての参加者が話していました。
 講評者からの質問は、例えば「広告費ではなく、他のマネタイズ方法も検討しているのか」といった、参加者を子供扱いしない鋭いものでした。こうした鋭い質問に対して、即席でグループでの議論をし、回答を出すグループもあれば、初めて気付く観点に関する質問が飛び、さらに考えるべき箇所を認識していたグループもありました。

起業操業ラボ[通年型]最終発表会
起業操業ラボ[通年型]最終発表会

表彰式・講評

まず最優秀チームの発表があり、講評者を代表して高橋氏から選考理由が伝えられました。最優秀に選ばれたチームのアイデアは、本人たちのアルバイトで感じた経験をきっかけに発想したものであり、他のグループより自分事としてアイデアを考えることができていました。その後、各講評者から全体に向けた講評がありました。

  • 高橋氏
    優勝チームのように課題を自分事として捉えることで、良いプランを考えることができる。課題を自分事として捉えるためには、資金を出してくれる人や想定しているユーザーの実際の声を聞くことが重要なので、これから何かを世に出そうとする時には実際の声を聞くことから始めてほしい。
  • 北澤氏
    良い問いを見付けることが、良いアイデアという答えを出すことにつながる。普段の勉強や多くの仕事ではその問いが初めから与えられることが多いが、自分たちで問いを見付けようとした今回のプログラムは、社会に飛び込む前に良い経験になったと思う。この経験を今後に活かしてほしい。
  • 長澤氏
    自分がスタートアップ企業と関わる時には、事業だけでなく、どんなチームなのかということも大事にしている。今回の発表を見ていると、皆さん良いチームを作れたのではないかと感じる。今後は起業家として皆さんとお会いできればと思う。
  • 瀬田氏
    アイデアを考える時に、本やインターネットだけでなく、自分の体験を根拠に使っていて「体験したことは強い」と感じた。そして皆が、自分の足で取ってきた情報を良い形で表現できていた。
起業操業ラボ[通年型]最終発表会
起業操業ラボ[通年型]最終発表会

全体振り返り

最後には、これまでのプログラム全体を振り返り、学びを言語化・共有する時間がありました。「あなたにとっての『起業創業ラボ』とは?」という問いが一つ書かれた白紙に、各自の思いを書き綴りました(以下、抜粋)。

  • 何かを考え出す楽しさ、大変さを知った
  • 十人十色を実感する場所
  • マーケティングの授業で習ったことを実践できる場所
  • これまでの自分より積極的になれた場所
  • 2年生の思い出

参加者の感想

  • 私にとって、起業創業ラボはバネのようなものだった。うまく弾んで跳ねる時もあれば、変な方向に飛んでいってしまうこともある。両方を経験しながら、最終的には上手く跳ねることができたと思った。
  • 自分たちの意見が通らないこともあったが、混沌を通り抜けて最後は楽しかった。
  • 問題を見つけ、それを解決しようと考えることを通じて、これまでの授業とは違う経験ができた。
  • 途中大変なこともあったが、最後は楽しかった。たくさんの意見・価値観に向き合うことができ、自分だけではアイデアを考えられないと分かった。自分の世界が広がって楽しかった。

お問い合わせ

教育庁指導部高等学校教育指導課
電話:03-5320-6845 ファクシミリ:03-5388-1733
メール:S9000023(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。

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