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「東京未来ファクトリー」DAY1を実施しました

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公開日:令和3年(2021)12月2日
最終更新日:令和3年(2021)12月2日

内容

  • 〇日時:令和3年9月4日(土曜日)午後1時から午後3時まで
  • 〇参加人数:20名

プログラムの概要

東京都の工業高校に通う高校生向けプログラム「東京未来ファクトリー」は「高度な知識・技術や工学的思考力・発想力をもった未来の『スペシャリスト』」と「東京の課題を解決し得る次代のトップランナー」の育成を目指しています。4日間のオンラインプログラムで、先端技術者との交流や、AIプログラミングを学んでいきます。

開校式では、主催者である教育庁指導部より、「これからの技術の急速な発展や環境変化に対応していく力を身に付けていってもらいたい」、プログラム監修を務める角川アスキー総合研究所の遠藤諭氏より「新しい技術だからこそ、面白がって欲しい、滅多にない本機会を通じて仲間作りや講師との出会いも大切にして欲しい」とメッセージが送られました。

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ロボットで世界をユカイに ユカイ工学青木俊介さん講演

DAY1スペシャルトークは、ユカイ工学株式会社CEO青木俊介さんが登壇。青木氏は、2001年に当時ソフトウェア開発会社で、現在ではデジタル技術を使ったアート作品を作る「チームラボ」、2007年にイラスト共有SNS「Pixiv」の立上げにエンジニアの責任者として立ち会った経験をもち、現在は、家庭向けのロボット製品の開発を行うユカイ工学の代表を務めています。講演では青木氏のこれまでの取り組みや、「ロボットを作りたい」という想いでユカイ工学がどのように製品開発をしてきたのかお話いただきました。

生徒からの質疑では、「ロボットを作るうえで楽しいことは?」という質問に対し、Qooboの開発時の写真を見せながら「試作を作っている時、アイデアを形にしている時が楽しい」、「思いついたアイデアが既出なことが多いが青木さんはどうやって考えているのか?」に対し、「形にしてみないとアイデアの価値は見えないと思う。スマートフォンもアイデアは90年代からあったが、2007年にiPhoneになるまでは価値が伝わらなかった。どう実装するかが重要で、あきらめる必要はない」と生徒へ回答しました。

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電工、情報ネットワーク、ウェブデザインの技能五輪出場者に学ぶ

プログラム後半は、技能五輪に出場、または受賞経験を持つ先輩エンジニアとの交流プログラムとして、電工部門より2名(関電工より湯本様、一本嶋様)、情報ネットワーク部門より1名(同じく関電工より川又様)、ウェブデザイン部門より2名(ベースメントファクトリーより菊地様、荻野様)にお越しいただきました。各ブレイクアウトルームに分かれ個別の対話や質問等でお話を伺い、技術者としての姿勢や、スペシャリストになるとはどういうことか考えました。最後に先輩エンジニアの皆さんからは、技能五輪に取り組んだ2年で自身の技術力が大幅に変わること、今しかできないことに取り組んでほしい、勉強や資格などいろいろなものにチャレンジしてほしい、楽しむことも忘れずに高校生活を送ってほしい、様々な経験から自分の軸を作っていってほしい、といったメッセージをいただきました。

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次回はAIプログラミングにチャレンジ

DAY2からは、各自のPCとブラウザだけで取り組めるAIプログラミングに取り組みました。授業や趣味でソフトウェア開発に振れたことがある生徒や、全く初めて触れる生徒がいるなかで、AIを活用した画像認識などの技術への理解、そして各自オリジナルのプログラムを作り、DAY3には発表を行いました。

お問い合わせ

教育庁指導部高等学校教育指導課 「東京未来ファクトリー」担当
電話:03-5320-6845
メール  S9000023 (at)section.metro.tokyo.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。
 お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

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