公開日:令和3年(2021)12月21日
最終更新日:令和3年(2021)12月21日
東京未来ファクトリーDAY3は、前回チームや個人に分かれ設定したテーマに基づいたサービスの設計、実装、発表資料の準備と成果発表を行いました。前回から引き続き講師の渡辺登さん(合同会社ワタナベ技研)、石原淳也さん(合同会社つくる社)、そして生徒指導補助として倉本大資さん(株式会社ロクナナ)にサポートいただき、プログラムを進行しました。
まずトップバッターで発表したチームは、「骨格検出」を活用したゲームを発表。右手と左手を交互に挙げたときだけ猫が動き、ネズミを捕まえるか、ネズミが逃げ切るとゲームオーバーになるというもの。プログラミングと画像データ作成で別の学校同士でも協力をして取り組みました。
ゲーム中の姿勢の悪さを骨格検出させるシステムを考えたチームは、レゴマインドストームEV3を組み合わせたプログラムを考案。今後は姿勢の悪さを検知すると椅子が物理的に動いて教えるなどまで考えたいと発表しました。
ペットの給水機の水の残量を検知するサービスを考えたチームは、動物病院などをターゲットにサービスを考案。水の残量を画像認識し、減ってくるとアラートを出すもの。実際の透明な水の画像認識が難しい可能性があるものの、ビジネスとしての可能性があるのでは、と講師からコメントが出ました。
ペット写真を上手に撮れるようになるサービス「写真評価機ヨイショくん」は、犬の写真をサンプルに上手に撮れているかを自動でアドバイスする仕組み。カメラ目線ではない写真を見せると「こっちを向いてください」などと自動音声が流れました。
今回取り組んだサービス開発の振り返りとして「良かったこと」「問題だと思うこと」「やってみたいこと」に整理して、全員で振り返りました。良かったこと(Keep)には、楽しく取り組めた、発表まで出来たというコメントや、やってみたいこと(Try)には、もっと大人数でプログラムを作りたい、EV3を活用したい、断念した企画にも取り組んでみたい、といったコメントが寄せられました。またアイデアはセンスではなく、技術であることや、初日の青木さんの講演を振り返り、考えるだけでなく試作を作ってみることの楽しさや面白さや、試作の失敗が次の挑戦につながることが大切であることがメッセージとして伝えられました。
教育庁指導部高等学校教育指導課 「東京未来ファクトリー」担当
電話:03-5320-6845
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