「小中学校の校務改善推進プラン」について
- 更新日
東京都教育委員会は、平成23年2月、教員が多忙な状況を解決するための方向性を示した「小中学校の校務改善の方向性について」を取りまとめました。その上で、平成23年度は、学校の代表者、区市町村教育委員会及び東京都教育委員会の代表者で構成する「東京都公立小中学校 校務改善検討会議」(以下「校務改善検討会議」という。)を設置し、「小中学校の校務改善の方向性について」に提示した様々な施策の有効性を検討してきました。
この度、学校の様々な課題を組織的に解決していくために、「小中学校の校務改善推進プラン」を作成しましたのでお知らせいたします。
「小中学校の校務改善推進プラン」では、校務改善検討会議が検討内容に基づき、各種施策を学校等でモデル的に行い、その効果や課題を検証して、今後、小中学校において本格的に推進すべき施策として提案しています。このプランは、今後の校務改善策を進めるための指針として、各学校、区市町村教育委員会及び東京都教育委員会の三者が実情に応じて工夫・改善しながら積極的に導入し、校務改善が全都的な取組となることを期待したものです。
学校関係者、児童・生徒、保護者、地域の方々に広くご意見やご提案もいただきながら、今後このプランに掲げた校務改善策を着実に進めていきます。
「小中学校の校務改善推進プラン」の主な内容
概要PDF [503KB]
【平成23年度のモデル調査の取組内容及び検討体制】 (別紙概要 1ページ)
- 改善を実現する手段として考えた事項
- 経営支援部の設置及び役割
- 検討組織として「校務改善検討会議」を設置
【モデルの取組による副校長の業務実態の変化】 (別紙概要 2ページ)
- 学校支援機能の強化
- 学校経営支援組織を設置したモデル校
- 経営支援機能を強化したモデル校
- 経営専任主幹の配置
- 学校経営支援組織を設置して経営専任主幹を配置したモデル校
- 専任支援職員の配置
- 教育管理職経験者を配置したモデル校
- 学校事務職員経験者を配置したモデル校
- 行政事務職員経験者を配置したモデル校
- 地域住民を配置したモデル校
【校務改善の具体的方策の提案】 (別紙概要 3ページ)
- 視点・提案事項、検証結果のまとめ・検討結果のまとめ・課題及び今後の方向
【学校経営支援組織を設置する場合の標準的モデル】 (別紙概要 4ページ)
【各分掌の役割(標準的モデル)】 (別紙概要 4ページ)
本文PDF [2.1MB]
1章 平成22年度業務実態調査の結果(概要)
2章 業務実態から明らかになった現状と課題
3章 改善の方向性と実証すべき事項
4章 平成23年度における取組
5章 モデルの取組による副校長の業務実態の変化
6章 校務改善の具体的方策の提案
- 役割分担の明確化
- 業務改善
- 教職員の資質・能力の向上
- 教職員の意欲向上
- 校務改善を定着させる取組
(別添資料編)
- 1章~6章は正しくはローマ数字です。
意見・提案の募集
1 意見受付
随時受付けます。
2 様式
指定なし
3 提出方法
電子メール、ファクシミリ、郵送のいずれかの方法で御送付ください。
4 受付方法
(1) 電子メールの場合
件名を「小中学校の校務改善推進プラン」として、下記メールアドレスに御送付ください。
メールアドレス S9000013(at)section.metro.tokyo.jp(送付時は、アドレスの(at)を@に変えてください。)
(2) ファクシミリの場合
下記番号に御送付ください。
ファクシミリ番号 03-5388-1729
(3) 郵送の場合
〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1 東京都庁第二本庁舎27階南
教育庁人事部職員課任用係(小中学校の校務改善担当)まで御送付ください。
5 その他
いただいた御意見等に対しては、原則として個別の回答はいたしませんので、あらかじめ御了承願います。