公開日:平成31年(2019)3月20日
全ての教員が不登校の要因や背景を正しく理解した上で児童・生徒の状況に応じた適切な支援を行うことで、児童・生徒が豊かな学校生活を送り、社会的に自立できることを目的として、「児童・生徒を支援するためのガイドブック」を作成しました。
学校における支援の段階を「未然防止」「早期支援」「長期化への対応」の三つに整理し、各段階に応じて各章を構成しています。
1. 未然防止
「不登校を減らすための取組」として、「新規数抑制を図る」という視点や、全ての児童・生徒にとって学校(学年・学級)が「魅力ある場所」と感じることができるような、「居場所づくり」「きずなづくり」の実現に向けた具体的な取組を記載し、いじめの意識調査を活用した点検について提案しています。
2.早期支援
医学や心理学の領域で使われている「生物・心理・社会モデル」を参考に、児童・生徒の状況を「身体・健康面」「心理面」「社会・環境面」の三つの観点から捉え、それぞれ着目点を設け、不登校の要因や、本人のもつ良さを多角的に把握し、支援につなげる考え方を示しています。
3. 長期化への対応
児童・生徒や保護者との関わり方、関係機関との連携等について具体的に示しています。
教育庁指導部指導企画課不登校施策担当
電話:03-5320-6889 ファクシミリ:03-5388-1733
メール:S9000020(at)section.metro.tokyo.jp
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