潮吹きの鼻【しおふきのはな】
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所在地:泉津字松山336
椿トンネルの中ほどに潮吹きの鼻の説明版と松崎とかかれた白いポールがある。そこが都道から海岸に通じる道である。この道を下ると海岸遊歩道に至り、50m程進むと、海へと下る細い道がある。そこから右側に天然記念物に指定されている潮吹きの鼻がある。鼻とは海岸に突出している部分というような意味である。溶岩の絶壁にできた洞窟が海面すれすれに口をあけ、高さ約7m、幅約6mで、奥行きは相当深いと言われているが不明である。人によっては、都道の反対側にある旧泉津小学校の近くまで通じているという。上げ潮時に波が打ち寄せると洞窟内の空気が圧縮され、その圧力で洞窟の上部から異様な音を発して海水が水煙となり、激しい勢いで空中に吹き上げられる。太陽光の具合によっては虹を描くこともある。特に北風の強い時などには、10m以上の高さにまで吹き上げることがある。