平成30年度決算分都立学校バランスシートの作成
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東京都教育委員会は、「平成30年度決算分都立学校バランスシート」を作成しましたので、お知らせします。
1.都立学校バランスシートの作成目的
(1)教職員のコスト意識向上
作成結果を基に、教職員をはじめ、生徒・保護者に学校のコスト情報を説明することで、教職員のコスト意識の向上を図ります。コスト意識を持った学校教育活動を推進することにより、都民に信頼される魅力ある都立学校経営を確立します。
(2)公表による説明責任の遂行
各都立学校のバランスシートを学校経営計画及び学校経営報告とともに年次報告として公表することにより、教育活動にどれほどの財政が投入され、どれだけ成果が出ているかについて、都民への説明責任を果たします。
2.平成30年度決算分都立学校バランスシート作成対象校
平成30年度決算数値に基づき、都立学校253校(高等学校、附属中学校、中等教育学校及び特別支援学校)のバランスシートを作成しました。
- 高等学校:186校(平成29年度:186校)
- 附属中学校:5校(平成29年度:5校)
- 中等教育学校:5校(平成29年度:5校)
- 特別支援学校:57校(平成29年度:57校)
3.平成30年度決算分都立学校バランスシート作成結果の概要
生徒一人当たりのコスト(総コストを生徒数で除した生徒一人当たりのコスト)
高等学校等(附属中学校及び中等教育学校を含む):約139万円(平成29年度:115万円)
特別支援学校:約744万円(平成29年度:約685万円)
4.今後の取組
全都立学校でバランスシートを作成し、学校経営計画及び学校経営報告と併せて公表していきます。さらに、マネジメントシステムの一環とし、より一層の学校経営改善を図ります。
記事ID:031-001-20240815-006280