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平成31年度第一回献立開発研修を実施しました

更新日

学校栄養士会では学校給食の充実を図るため、レシピの開発を行っています。八丈島の学校給食には、魚や野菜など様々な地場産物が登場しています。そこで、より多くの給食に地場産物を活用できるように島食材に詳しい方を講師に招き、島産の食材を活用した料理を試作し、味や分量等を検討しました。

実施日など

  1. 実施年月日
    令和元年7月23日(火曜日)午前9時30分から午後2時まで
  2. 会場
    八丈町三根公民館厨房
  3. 参加人数
    3名(八丈島内の学校給食に携わる栄養士)
  4. 主な内容
    • 給食レシピの試作、試食、協議
    • 講師の先生から島の食材について講義

試作

明日葉トビチーズ春巻き

八丈島産のトビウオと明日葉を使い、チーズと一緒に春巻きの皮に包みました。明日葉が苦手な児童・生徒も食べやすくなるようにチーズを合わせました。

(1)調理風景

明日葉トビチーズ春巻きの調理の様子
八丈島産のトビウオを使いました。春巻き1本に2~3切れ入れました。
明日葉トビチーズ春巻きの調理の様子
下茹でした明日葉とシュレッドチーズを合わせておいて、包んでいきます。

(2)出来上がり

明日葉トビチーズ春巻きの出来上がり
明日葉トビチーズ春巻き(出来上がり)

トビウオはクセがなく、ふっくらと仕上がりました。調味料で味付けはしていないのですが、トビウオのうま味とチーズの味で物足りなさを感じることはありませんでした。明日葉の量が少し多かったので、減らしても良いのではという意見も出ました。

明日葉のナムル

八丈島産の明日葉を使いました。アクセントになるように豆もやしを使い、小学生でも食べることができる程度に豆板醤を加えました。

(1)調理風景

明日葉のナムルの調理の様子

(2)出来上がり

明日葉のナムルの出来上がり
明日葉のナムル(出来上がり)

彩りも量もちょうど良く仕上がりました。大量調理になると変わるかもしれませんが、辛味をほとんど感じなかったので、豆板醤をもう少し足しても良いという意見が出ました。また、炒りごまを加えた方が香ばしくなり、より食べやすくなるとの意見もありました。

明日葉マドレーヌ

明日葉パウダーではなく、生の明日葉を刻んで使いました。明日葉が苦手でも食べることができるよう、明日葉の量がポイントになります。

(1)調理風景

明日葉マドレーヌの調理の様子
明日葉マドレーヌの材料
明日葉マドレーヌの調理の様子
高さのあるカップと低いカップの2種類の型で焼いてみました。

(2)出来上がり

明日葉マドレーヌの調理の様子
明日葉マドレーヌ(出来上がり)

明日葉の味はあまりせず、ふんわりと明日葉の香りがするマドレーヌになりました。そのため、明日葉の旬の時季に作った方が良いデザートという話になりました。また、砂糖を少なめにした方が良いという意見がありました。

しょうがご飯

八丈島産のしょうがを使った混ぜご飯です。しょうがが旬を迎える時季に、作りたい1品です。

(1)調理風景

しょうがご飯の調理の様子
採れたてのしょうがを使いました。
しょうがご飯の調理の様子
ご飯に混ぜる具材を炒めます。

2)出来上がり

しょうがご飯の調理の様子
しょうがご飯(出来上がり)

しょうがの良い香りがして、暑い日でも食欲を刺激してくれる料理になりました。しょうがが苦手な子供でも食べやすい味付けになっています。

協議

献立開発研修

講師の先生から八丈島の農産物の特徴や学校給食へ利用拡大のための展望等、様々なお話を伺うことができ、充実した研修となりました。

記事ID:031-001-20240814-006105