平成30年度第2回献立開発研修を実施しました
- 更新日
学校栄養士会では、学校給食の充実を図るため、レシピの開発を行っています。
平成30年8月1日から学校給食実施基準が一部改正され、食塩相当量が引き下げられたことを踏まえ、第2回の献立開発研修では食塩を控えたレシピのバリエーションを増やすため、減塩も視野に入れた地場産物活用レシピを検討しました。
実施日など
- (1)実施年月日
平成30年10月16日(火曜日)午後2時から午後4時まで - (2)会場
八丈町三根公民館厨房 - (3)参加人数
3名(八丈島内の学校給食に携わる栄養士) - (4)主な内容
給食レシピの試作、試食、協議
試作
メダイの紅葉焼き
人参とマヨネーズを合わせたソースをかけて焼くと、紅葉のように色鮮やかになるため紅葉焼きと呼ばれます。八丈島産のメダイを使いました。
(1)調理風景
(2)出来上がり
きれいな紅葉色が食欲をそそる、秋にぴったりの一品になりました。塩焼きよりも味がまろやかですが、下味をつけたおかげで物足りなさもありませんでした。
あしたばのからしあえ
八丈島産のあしたばを食べやすいように白菜と合わせ、からしを加えた調味だれであえます。八丈産のムロアジを使った薄削りも使いました。からしなどの薬味やスパイスを効かせることで、塩分を控えてもおいしく食べることができます。
(1)調理風景
(2)出来上がり
あしたばの緑色が鮮やかに仕上がりました。ムロ節のうまみが出て、子供たちにも食べやすい一品になりました。
大根と里芋のムロそぼろ煮
八丈島産の里芋とムロミンチを使いました。
(1)調理風景
(2)出来上がり
だしを効かせることで塩分が控えめでもおいしくいただけます。大根と里芋がたっぷり入り、食べ応えのある料理になりました。
協議
試食しながら、献立の組み合わせ例や分量の調整について協議しました。また、減塩の工夫のあるレシピを紹介し、できる工夫について話し合いました。各給食施設の実態に応じて様々な感想やアイディアが出て、充実した研修となりました。
記事ID:031-001-20240814-006106