東京都立病院機構のシンボルマークを都立工芸高等学校デザイン科3年生が作成
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6月16日、地方独立行政法人東京都立病院機構のシンボルマークを作成した東京都立工芸高校デザイン科3年の田中 望(たなか のぞむ)さんに、西山病院経営本部長から感謝状と記念品が贈られました。
病院経営本部は、令和4年7月1日、都立病院と公社病院が一体となった「新たな都立病院」として東京都立病院機構を設立するに当たり、都立のデザイン系専門高校に作成を依頼しました。その中から田中さんの作品が採用されました。
田中さんは、このシンボルマークで、東京(tokyo)の頭文字「t」と、病院の「十字マーク」に、両腕を広げる人の姿を重ねたイメージで、都立病院が安心のよりどころであることを表現しました。また、安心と信頼を感じさせるブルーとグリーンをベースに、光を感じる色調で、未来へ向かって東京の医療を支えていく、という想いも込めました。
西山病院経営本部長からは、「都立病院と公立病院の歴史は古い。(機構設立という)節目に、素晴らしいシンボルマークを作っていただいた」と感謝の言葉がありました。
都立工芸高等学校は、ものづくりを通して鋭い感性と柔軟な発想力を培い、21世紀を担う工芸・デザイン分野の人材育成を目指す、工芸・デザイン系の専門高校です。卒業生は、工芸作家・デザイナー・アートディレクター・エンジニアをはじめとして、広く社会で活躍しています。
田中さんも将来はデザイナー志望。片岡副校長は、「将来デザイナーになったとき、(今回、都とやりとりをしてシンボルマークを作成したという)経験が生かされるだろう」と話しました。
シンボルマークは、7月1日以降、都立病院機構の広報等に使用されます。
「まだ実感がわかないが、これから徐々に実感するだろう」と、田中さんは受賞を喜んでいました。
都立工芸高等学校HP
「まなびゅー」(都立高校の魅力を動画で紹介しています)
地方独立行政法人東京都立病院機構シンボルマーク・ロゴの決定について(病院経営本部HP)