プログラミングイベント「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」第1弾 ワークショップを実施しました
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東京都教育委員会は、令和7年7月13日に都立中学校及び都立高等学校等の生徒を対象に「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」の第1弾ワークショップを実施しました。
「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」は、様々な分野でITを活用し、展開する人材を育成することを目的とした事業です。生成AIの活用をさらに拡充しながら、多くの子供たちがITの基本的なスキルであるプログラミングに興味関心をもてるよう、ワークショップ・ハッカソン2025・モバイルアプリコンテスト2025の3つのイベントを実施する予定です。
第1弾のワークショップでは、都内会議室を利用した集合型、都立学校を会場とした学校開催型、自宅等で受講できるオンデマンド型を実施しています。本日で5回目となる集合型ワークショップでは27人が受講し、アプリ制作に必要なプログラミングスキルを学びながら、「Microsoft Power Apps」を使ってモデルアプリを制作しました。
モデルアプリのテーマは「クイズアプリ」で、テーマの決め方から、アプリの設計・開発の方法までを学びました。難しい内容やわかりづらい部分は、9名のメンターが受講者を丁寧にサポートしていました。アプリの完成後は、実際に自分のスマートフォンで制作したアプリを使い、達成感を味わいました。
受講者からは、「プログラミングの初心者でも意外と簡単に(Microsoft Power Appsを)使える」、「アプリを作るのが面白かったから、今度はハッカソンに参加して生成AIを使ってアプリを作ったりしてみたい」といった声が上がり、アプリ制作を楽しんでいる様子が窺えました。
担当の岡村主任指導主事(デジタル企画担当)は、「アプリ開発を通して、自分の力で身の回りや社会の様々な課題を解決できるという実感をもってもらえればと思います。ワークショップに参加した生徒の中から、将来IT分野で活躍する人材が出てくることを期待しています。」と話しました。
今年度、東京都教育委員会は、3つのプログラミングイベントを実施し、多くの子供たちがITの基本スキルであるプログラミングに興味関心をもってもらえるよう取り組んでいます。
【6月から8月まで】 第1弾「ワークショップ」
【8/4、8/5、8/7、8/8】 第2弾「ハッカソン2025」
【8月下旬から11月下旬まで作品募集】第3弾「モバイルアプリコンテスト2025」
(参考)「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」特設サイト
ワークショップ当日の様子はこちらでも紹介されています。
今年も開催!プログラミングイベント みんなでアプリ作ろうキャンペーン
(令和7年7月16日 東京デイリーニュース No.754)