米粉パンなどの国産食材を活用した食育を支援しています
東京都教育委員会は、令和5年度「米粉パンなどの国産食材を活用した食育支援事業」をスタートしました。米粉パンなどの国産食材を学校給食に活用し、生産者との交流など食育の取組を行う区市町村を支援しています。
6月19日、清瀬市立芝山小学校では、米粉パンと地場野菜を使った給食メニューを提供し、栄養教諭の先生から、今日の給食は、清瀬市でとれた食べ物が使われていること、国産の米粉を使ったパン(米粉パン)であることの説明がありました。
清瀬市では食育に積極的に取り組み、毎月19日の「食育の日」には、地場野菜を使った給食メニューにしています。芝山小学校では各クラスに「食育メモ」が配られ、子供たちが読み上げるなどして、今日の給食のポイントを学びます。給食を通して「食の大切さ」を子供たちに伝えることをねらいとしています。
東京都教育委員会の担当者は、子供たちがこのような体験を通して、普段当たり前のように食べる食事の際に、「生産者へ感謝する気持ちを持つとともに、地域の野菜にはこんなにおいしいものがあるのかとということを知ってほしい」と期待しています。
給食を食べた子供たちは、
「こんなにたくさん(の野菜が)地域で生産されているんだと知って驚いた」
「自分たちの食べるものが、日本各地で協力して成り立っていることを初めて知った」
と話していました。
記事ID:031-001-20240924-010754